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インプラント治療での訴訟

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静岡地裁浜松支部平成25年11月26日判決

インプラント治療での裁判例で、説明義務違反という言葉が世に出回るきっかけになった裁判です。
医療裁判を扱う様々な弁護士さんのホームページや、多くの歯科医院の先生が書いているブログやホームページでも「平成25年11月26日判決」と取り上げられて、様々な記事を見かけます。
日々、真面目にインプラント治療、患者さんと向き合っている歯科医師の先生は、このケースで「こんなモラルの低い歯科医師がいるおかげでとんだ迷惑だ!」と思っている先生も多かったと思います。


参照ページ

この裁判の歯科医院は記事にも掲載されていましたが当時、浜松市浜北区と東京都杉並区久我山でも歯科医院を開業しているそうです。
その後、2014年に浜北区の歯科医院を患者さんを放棄するかのごとく意図的に閉院し、2015年に浜松市中区でまったく別の医院に名前を変えて歯科を新規開業するという離れ業をやってます。

当方のインプラント治療電話相談にも浜松、掛川、磐田などから多くの治療を受けた患者様から電話でお問い合わせが掛かってきました。
※この裁判の患者さんは当時浜松市竜山町でインプラント治療を受けてます。
※当時はこの歯科医師が村の歯科診療所を担当してました。

【参照ページ】
・静岡県のインプラント歯科医院情報


・インプラントトラブル相談


手術とは掛け離れたあきれた姿で治療?

「術者が一番リラックス出来る診療」と言い、短パン、よれよれのTシャツ、その上に白衣というスタイルで、とても医科の手術とは懸け離れた医療モラル。患者さん本人は、弁護士を立てずに一人で裁判を行ったのです。

そこで一番気になるのは、今までこの歯科医院でインプラント治療を受けた患者さんです。
治療途中のかたも当然いらっしゃるでしょう。
それぞれが別の歯科医院になっているわけですから、最初にこの歯科医院で結んだ「保証」などは、歯科医院が変わったことになるので「無効」になってしまいます。治療を受けた患者さんは見捨てられてしまったも同然。

多くの患者様が「あの歯科夜逃げ?」「無くなったの?」とお電話をいただきました。

裁判が増えたら患者ポイ捨てで、新規で簡単に開業できてしまうのが怖い!と正直思いました。
お電話の方には「浜北区から中区に名前を変えて新規で歯科医院を出したみたいですよ」と教えてあげました。

そのような歯科で治療を受けた治療途中の患者さんを受け入れる歯科医院がどれほどの数があると思いますか?
自分が行った治療以外は責任を取りたくない!というのが普通の歯科医師の先生の本音です。

都市の規模や地域性もありますが、患者さんはその後の歯科探しも大変になるというケースも多いのです。
「他の歯科医院でインプラント治療を行なった患者さんが来院することはある」という程度で、短期間で患者さんの口腔内のインプラントメーカーを判別できるなど、複数のインプラントメーカーに対応できるなど、リカバリー治療やインプラント治療のやり直しをきちんと行なっている歯科医院の数は2017年現在でもまだまだ少ないと思います。


こういった方が増えてはいけない!

そんな思いから当サイトでは「治療承諾書」「治療方針説明」「保証」「同意書」を歯科医院に導入する活動を行うようになりました。
患者さんにはインプラント治療を受けるにおいて、歯科医院選択の重要性を直接お話しする機会を増やしてきました。
決して価格の安さやキャッチコピーだけでインプラント治療を決めようとしてはいけません。
【キャッチコピーの例】
・上下100万ずつでインプラント治療ができます!
・最高級品、高級品、一流のインプラントメーカーを使用してます!


価格の安さを売りにインプラント治療を勧めてくる歯科医院には注意が必要です。

インプラント治療の価格の安さを売りにして、事前診断や治療への説明不足、見積りの金額と突然変わってしまう(治療計画からかけ離れた治療)、突然当日にインプラント本数が計画よりも増えてしまった、などといった事が無い様にしなくてはいけません。
できれば同一経営者の元で同じ場所で目白が経営されている所での治療が望ましいです。
以前、格安を売りにしたインプラント屋さんの経営実態を調べた方がおり、話を聞くところ、歯科医院(医療法人)の経営状態も役所で調べることができるみたいです。
こういった価格の安さだけを売りにした歯科には注意が必要で、その場で即断即決など安易に決断しない事です。
価格を安くすれば、より多くの患者さんを取り込まなくては!という経営方針になります。
数が増えると質は確実に低下すると警鐘を鳴らす歯科医院の先生も多いです。

そこでインプラント歯科選びの指標を書いてみました。

1、きちんと同じ場所、同一経営者の元10年以上きちんと開業できている歯科医院を選ぶこと。
2、ホームページの内容だけで判断してはいけない。
3、直接歯科医師から説明を聞いて、治療方針やフィーリングが合う歯科医院を探すこと。
4、メンテナンスで長く通うこともきちんと考慮すること。(スタッフの対応、院内の雰囲気)
5、先生がきちんと不安に向き合って誠意ある説明をしてもらえるか?
6、金額の安さだけで絶対に飛びつくな!(インプラント治療、矯正治療など)

スタッフが長く勤務している歯科医院は院の労働環境も良く、スタッフがコロコロ変わる院には何か問題があると思います。


医療法人の経営状態は誰でも調べられる?

医療法人の場合は決算内容が役所で一般公開されています。
誰でも経営の実態把握が可能です。
「毎年150本から300本のインプラント埋入実績を広告している歯科医院を実際に調べたことがあります。医療事故で患者から訴えられたり個別指導を受けた医院です。実際は経営に困窮していておりました。」
というような現状もありました。


カルテを渡さない歯科医院がある

これを結構知らない先生も多いのですが、患者さんがカルテ開示請求をした場合には、原則として歯科医院は応じないといけないことになっています。
下記にも書きますが、保険診療のカルテは一部国のお金を使っているため、患者さんの個人情報を歯科医院が一定期間(5年間:23条)預かり(保管)しているもので、開示義務が診療所にはあり、患者さん(本人に限る)が請求した場合は速やかに応じなければいけないのです。


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・開示を拒む正当な理由がなければ応じなければならない。
・開示により歯科医師と患者の関係を悪化させる要因となりかねませんが、これをもって開示を拒否することはできない。(この時点でだいたい不信感や疑問があるのですでに悪化している状態でしょう)
・開示を求める理由を患者に要求することは不適切。
・カルテ、パノラマ写真等の交付費用については患者さんに対し手数料の徴収ができる。
交付費用があまりにも高額な場合は、健康保険法に基づき行政指導の対象になるそうです。
「社会通念上、妥当な金額かどうか?」ということですね。
カルテ開示 歯科医院】で検索

ただし、自費治療のカルテの場合は関係ありません。
ちなみに自費治療のカルテ記入に関してお上(厚生局)は、
「保険診療のカルテと自費治療のカルテと分ける様に!」
となっているだけですので、記入に関して細かいルールなど厳密な決まりは無いと思います。
歯科医院の中には自費治療のカルテがメモ書き程度の歯科医院も過去にはありました。
自費のカルテは修正できない様にボールペンで記入し、修正は2重線で行うなどをしなくてはいけないのですが、診療記録に対してのだらしなさなどに、その先生の性格が出ている場合もあります。
保険診療のカルテはレセプト(診療報酬請求:レセコン)をコンピューター入力で行うので活字での印字です。
最近相談で多いのは、
「何かと理由をつけてカルテを渡してくれない!」
といった患者さんからの相談もあります。
二重請求や混合診療など後ろめたいことがなければ普通は出してくれると思うのですが、、、、
本来、自費治療でなければいけない箇所を保険診療で治療をしたなどのことがあれば、患者さんもそれにかかった保険診療での治療費を返納しなくてはいけなくなります。
患者さんからカルテ請求を申し出をした場合は、写しでも本書でも速やかに応じないといけない事になっています。しかも、患者さんが補足の説明が欲しい!といった場合も歯科は速やかに応じるべきとなっています。
拒否した場合は、カルテ請求を申し出たその場で厚生労働省や厚生局に電話して確認するのが良いでしょう。


この裁判には続きがあった!

結局「不起訴処分」になったそうです。
その理由は「故意ではなかった。」との理由だそうです。

男性歯科医は「不起訴相当」 浜松検察審査会(2015/2/15 07:42)
浜松市南区の女性(55)に誤ったインプラント(人工歯根)治療をしたとして業務上過失傷害の疑いで書類送検され、静岡地検浜松支部が不起訴処分にした東京都杉並区の男性歯科医師について、浜松検察審査会が14日までに、「不起訴相当」と議決していたことが関係者の話で分かった。議決は12日付。
女性が処分を不服として1月、同審査会に申し立てていた。審査会は罪名を傷害とした上で、不起訴相当の議決理由を「被害者に生じたインプラント周囲炎、歯槽骨欠損のいずれも傷害とまでは認定できない。歯科医師に傷害の故意があったことも認定できない」とした。
申立書によると、歯科医師は2010年1月、当時勤務していた同市天竜区の歯科医院で女性にインプラント治療をし、女性は歯槽骨欠損などを負った。女性は「このような結果になり、残念」としている。
静岡新聞SBSより一部抜粋。


結局、医療ミスや医療過誤は証明するのが難しいのか?

正直に考えると、最初の注意を怠っていなければ、きちんと事前説明をしていれば防げた問題かもしれません。
故意か?故意じゃないか?が論点になってしまっては、話がズレてしまった感は正直否めません。
治療方法は先生によってそれぞれ見解が違います。
「私はこれが必要だと思った」と言われれば正直それまでであり、
それが(その医療行為が)間違っているか?正しいか?を患者さんが、論文や文献を集め、証明するのは結構大変だと思います。
患者さんは治療に「お金と時間」を使います。
だからこそ、最初の時点でこのような歯科医院を選んではいけないのです。
ドブに捨てるほどお金があったとしても痛い思いをします。
最初の歯科医院を
きちんと選ばないと後悔することでしょう。


迷った場合、決断する前にご相談を!

東京都杉並区、久我山駅、富士見ケ丘駅などの患者さんからの過去の相談内容、情報も豊富です。
実際の体験談、ご相談内容に合わせて詳しくお教えいたします。
【この地域の広告代理店、飲食店経営の実績、近隣の幼稚園、保育園のお母さん方の評判などにより情報拾集はバッチリです。】
患者さんはそれぞれ症状が異なります。
ホームページの見た目だけでの判断や口コミ、ランキングだけですぐ治療を決めてはいけません。
インプラント治療は本当に良い治療だけに、真剣に歯科医院を選んでもらいたい!という願いがあります。

京王井の頭線沿線、高円寺駅、阿佐ヶ谷駅、西荻窪駅、武蔵野市吉祥寺駅などの中央線沿線、立川駅〜新宿駅、立川駅〜高尾駅、西八王子駅などでインプラント治療をお考えの方、格安インプラント、格安矯正治療を売りにしている歯科で治療を考える場合はまず当サイトまでご相談を!
インプラント治療での歯科探し、トラブル相談は0120-198-017〈通話料無料〉
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implant@info

投稿者の記事一覧

「インプラント名医検索システム」編集長。

歯科スタディーグループ事務長、歯科医院事務長、歯科運営アドバイザー

web制作、コンサルタント業務を中心に、さまざまな医療関連の記事の執筆活動を行なっている。

【経歴】
家電製品や会員権などのトップセールスを経て2006年にネット通販、web制作、輸入食器卸売販売、広告代理店の会社を設立。
自社にて歯科ホームページ制作も請け負う。

日本で1番最初に韓国食器や生マッコリの通販を始め、韓国のざくろ酢(ホンチョ)を日本で流行させた実績を持つ。

歯科事務長時代には一般人でありながら歯科の個別指導も経験。
現在20箇所以上の歯科や整骨院などの医院事務長、アドバイザーを担当。

2007年歯科インプラントポータルサイト
「インプラント名医検索システム」を公開。
2017年東京交通事故治療ガイド「
整骨院・接骨院検索システム」を公開。

不運にもインプラント治療が上手くいかなかった患者さんやトラブルを抱えた患者さん、これからインプラント治療を考えている方への歯科医院選びのアドバイスを電話やメールで日々行なっている。

多数のTV番組、雑誌など積極的に取材協力している。

趣味は競馬観戦、料理

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