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セメント合着?ネジ止め?どっちがいいの?

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インプラント体(フィクスチャー)を埋入し、数ヶ月でインプラントフィクスチャーは骨と結合します。
そうすればいよいよアバットメントを装着し、「被せ物装着」の準備に進みます。

結合する期間には、上顎か下顎によっても多少の違いがあります。
もちろん患者さんの体質によっても期間は異なりますし、骨造成を行なった方、複数本インプラントフィクスチャーを埋入した方によっても結合(インテグレーション)する期間が異なります。
1度でフィクスチャーが骨と結合しなかった方も「インプラント治療の失敗ではない!」のでご安心下さい。※ここで失敗だと騒ぎ立てる方は要注意!

インプラント体のチタンは、元々人間の身体の中に存在しない物質です。
人工骨も同様で、身体の中には存在しない物質です。
それを身体の中に入れるのですから抵抗力が強い方などでは「拒絶:防御反応」が出るのは当然の事。
腫れる=炎症が起こるので、だから「抗生物質」を処方される訳です。

その時はもう1度インプラントを埋入すれば、すんなりくっ着いてしまうケースがほとんどです。

なぜだか2回目は問題ない事が多いみたいです。一度身体が認識しているからなのでしょうか?人間の身体には不思議なことがたくさんあります。
もちろんインプラントがなぜ骨と着くのか?というのは現時点でも医学的に解明されていないというのは言うまでもありません。


被せ物の製作は技工士さんの仕事

最近は被せ物の種類も豊富で、ジルコニアなどの硬くて加工が難しいものもCAD/CAMなどの発達によって加工が以前よりも いくらか簡単にできるようになりました。
被せ物は印象(いんしょう)と言って歯の型を取り、それを歯科技工所に送って作ってもらいます。

最近は、セレック(コンピューター制御で被せ物の設計と製作を行う機械)など院内に完備している歯科医院もあります。


被せ物の材質は何がいいの??

インプラントの被せ物に適した材質は何か?とお調べになる方がいらっしゃいますが、患者さんの噛み合わせによっても考え方が異なりますし、治療を行う先生が好む材質もあります。
一昔前は「パラジウム合金」という、よく虫歯などの被せ物や詰め物に使用されていた金属が一番安価でしたが、金属が体に及ぼす影響だったり、近年の金属価格の高騰などで使用は少なくなりました。
メタルボンドと呼ばれるものでは、内側が金属で、その外面にセラミックを覆わせている被せ物で、欠けてしまう事も。そのぶん修復が可能であったり。
素材によっても一長一短があります。
最近は、ハイブリッドセラミックなど比較的安価な素材も増えました。発色などは良いですが、経年劣化で着色や匂いが気になる場合もあるという先生もいらっしゃいます。
ジルコニアなどは硬い素材ですので高価な被せ物でしたが、年々価格も下がる傾向にあります。硬い素材で複数本のインプラントの被せ物連結などの場合にも曲がりには強いので重宝されています。ジルコニアは自然な発色が可能になったのでシェアは伸びている傾向ですが、噛み合わせが強い方には使用したがらないという先生もいます。
オールセラミックなどは安定して流通しています。ただ、ジルコニアに比べて強度は落ちるので、欠ける場合があると言う先生もいます。
被せ物は安いものでいい!と思っている方は、どうせなら長持ちも考えてワンランク上の良い素材を入れるのもいいかもしれません。

※最近はこのような被せ物との接着が問題になっている場合もあります。
仮着にすると被せ物が外れてしまうばあいもあり、たまに患者さんが不便を訴える方がいらっしゃいますが、これは先生の考え方による場合もあるので騒ぎ立てないようにしたほうがいいでしょう。


一般的には仮着や合着や接着??

接着剤が媒介して化学的に結合する接着、仮着、合着など様々な方法がありますが、がっちりインプラントと被せ物をくっ付けてしまうと、何かあった場合に被せ物を壊さなくていけません。
もちろん被せ物の内側もツルツル。
インプラントの金属接着面もツルツル。
表面を凸凹させる方法もあれば、セメントや接着のインプラント補綴に適した素材を勉強している先生もいらっしゃいますし、本当に様々なのです。
固すぎるものを噛んでしまった場合にインプラント本体や接合部に負荷を抑えて被せ物の接着が外れると言うケースもあるので、本体を守る意味もあるのかなと思う時もあります。
スクリューリテインは、被せ物先端に穴が空いており、小さなネジでアバットメントとネジ止めするとても便利な構造になっています。
がっちり接着剤やセメントで固定しなくてもいいのです。

それぞれに特徴や長所があるので、どちらが良いと言うのは無いと思います。

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