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海外でインプラント治療を受けた方

知ってますか?インプラントのサイズ(径)は国際規格で主に9種類

海外でインプラント治療を受けて日本に戻って来られた患者さんも数多くいらっしゃると思います。
日本に戻ってインプラントのメンテナンスなどの治療をするためにインターネットで歯科医院を検索される方も多いと思いますが、受け入れてくれる歯科医院を探すのに苦労されている方も多いのではないでしょうか?

もちろん日本でも世界的にシェア多いメーカー製品(世界3大、4大メーカーのノーベルバイオケア、ストローマン、アストラテック、バイオメット3i、オステムなど)は流通しているので、同じメーカー製品を扱う歯科医院を探すことが容易だと思います。

ご自身の口腔内のインプラントと同じメーカー製品を扱っている歯科医院を探すのがベストなのですが、その歯科医院が受け入れてくれるかくれないかというのは医院の治療方針にもよりますので、お断りされるというケースも少なくありません。

1ピースタイプのインプラントを使用している歯科医院では、2ピースタイプのインプラントの患者さんを受け入れる確率は下がると思います。
歯科医師の先生が、普段から使っているインプラントメーカーの製品が扱いやすいからという理由です。


1ピースインプラントと2ピースインプラントでは、治療に使用するツールセットの種類や内容が全く違います。

2ピースは1ピースに比べ、フィクスチャー(骨に埋まる部分)とアバットメント(被せ物の台になる部分)と別々のネジですから、このネジを締め付ける専用の道具がそれぞれ存在します。1ピースには最初からフィクスチャーとアバットメントが一体型なのでそれがありません。
まあ、海外で1ピースのインプラントで治療された方はいらっしゃらないと思いますが。

1ピースインプラントは日本のメーカー製品が多く、国際規格に合わない日本独自の設計サイズであったりは良くあることです。

韓国メーカーのオステムなどではツールセット自体がブローネマルクやストローマンの径にそれぞれ合うように設計されていたりします。

そのような理由から、帰国後に新たな治療が行える歯科医院を探したとしても、そのインプラントに対応できる歯科医院と対応できない歯科医院と分かれてくるということです。


受け入れない時の理由1

その理由は、
「他の医院でインプラント治療した箇所の責任を負いたくない」
という理由があります。
この場合は、新しい治療先の歯科医院において、海外で治療したインプラントが万が一不具合が生じた場合でも文句を言わないという一筆があれば診てもらえる可能性もあるので、歯科医院と相談するのが良いと思います。


受け入れない時の理由2

海外の歯科医院で使用されているインプラントメーカー製品は種類も様々です。
ほとんどが2ピースタイプのインプラントと呼ばれるもので、骨に埋まっているフィクスチャーと、被せ物の台になる部分のアバットメントと2部構造になっています。
インプラントの構造は、フィクスチャーは骨に対してもネジになっていて、アバットメントはフィクスチャーに対してネジでドッキングする構造になっています。
その締め付けトルクはメーカーごとに異なり、インプラントの径もメーカーごとに異なるので、それに使用する工具もメーカーによって違ってきます。
もちろん特例もあり、メーカーによっては工具(ツールセット)の径が共通で使える場合もあります。

基本的に先生が経験したことがないインプラントメーカー製品だと、メーカーの判別やサイズ特定に時間が掛かり、治療に取り掛かるまで期間を要する場合もあるからです。
判別する方法は インプラントメーカー比較・一覧 を参照。

まずは患者さんの口腔内に埋入されているインプラントの製品を即座に判別する必要があります。
治療の経験が豊富だけでなく、各メーカー製品に精通していなければいけません。


「インプラント名医検索システム」では、そのような場合の歯科探しのご相談も受け付けております。

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