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インプラントでMRI検査は大丈夫?

インプラントとMRIインプラント名医検索システム

患者さんから「インプラントをしたらMRIは大丈夫なんですか?」という内容の相談をお電話でいただくことがあります。
専門的な事ですし、治療を担当している先生に聞けば良いのでは?と思う時もあるのですが、なかなか患者さんは聞きにくいのでしょう。
私も色々な先生に聞いて見たことがあります。
確かに病院に置いてある「MRI」とはどんな装置なのでしょうか?

核磁気共鳴画像法(かくじききょうめいがぞうほう、英語: magnetic resonance imaging, MRI)とは、核磁気共鳴(nuclear magnetic resonance, NMR)現象を利用して生体内の内部の情報を画像にする方法である。
ウィキペディア「MRI」より参照

とこのように記載されています。
要するに「磁力」を使って画像にするわけですね。
MRIは金属に対して発熱する危険性がありますが、インプラント体のチタンは一応大丈夫と言われています。
インプラントは金属だから磁力で共鳴し、ノイズが発生すると一般的には言われています。

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MRIもピンからキリまで?

筆者が歯科医師の先生にお誘いいただき、あの世界的に有名な脳外科のゴッドハンドDr.の福島先生の講義を聞いた時に言ってました。「MRIにも価格によって性能が全然違う」と。
確かに高価なウン億もするような設備ですから、しょちゅう買い換えるなんて事は出来ないですよね。
歯科医院のCTでも3000万クラスの物から安ければ650万と、こんなにも差があるのです。もちろん性能も全然違います。確かに共鳴してノイズが発生してしまう前例があれば患者さんには「歯科医師の先生とよく相談してください」と言われることでしょう。ですが、義歯など口の中に金属が入っている方はどうなるのでしょうか?技術の進歩でMRI自体の性能も上がっていれば、金属の共鳴の許容範囲もあるのかもしれません。


インプラントの製品素材は非磁性体のチタン製

インプラント体(フィクスチャー)は顎の骨とくっ付き強固に固定されてる状態なので、MRIの磁力による吸引力やトルクの力は生じないと言われています。金属に対して発熱する危険性がありますが、インプラントは大丈夫とも言われています。ノイズと発熱は別問題かもしれませんが。
結果、多くの歯科医師の先生がインプラントでもMRIは問題ないと答えています。
ただし、マグネットデンチャーなど磁石のアタッチメントなどを使っている方は問題が生じる可能性があるので、治療を行なった先生に相談するのが良いでしょう。

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