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【2021年版最新】インプラント治療の保障期間について

インプラント保証インプラントの保証

歯科医院によって様々!インプラント治療の保証期間について

インプラント治療を考えていて何処にしようかと迷っている。保障(保証)があるから安心!と思ってませんか??

単純に考えて、保証期間が長い歯科医院の方が良いに決まっている!

そう思っていませんか?

歯を失ったから「インプラント治療」となったんだと思いますが、これは今まで皆さんが歯医者さんに通っていた「通い方」や「今後の口腔への意識」によっても大きく異なってきますので簡単にわかりやすく解説したいと思います。

歯科医院が行う保証での条件とは?

現在、多くの歯科医院がインプラント治療を行った患者さんに対して保証をつけていますが、

「保証」に対して必ずついてくる条件とは何だと思いますか?

「歯科医院が患者さんに対して求めたルールに従えるか?」ということです。

ここで言う歯科医院が求める「保証ルール」とは一体何でしょう?

答えはズバリ、「定期通院」です。

まあ、当然ですよね。

きちんと歯医者さんに通っていれば、歯を失わなくて済んだ可能性が高いですし、もう少し天然歯が持ったかもしれないし。

みなさん、「子育てで忙しかったから」とか「仕事が立て込んでいて」とか「親の介護で」とか本当に様々でいろんな事情をおっしゃいますが、状況はお察ししますが・・・といったところでしょうか?

歯科医師の先生には、そんな個人の都合は治療や保証には全く関係の無いことです。

歯科医院が独自に行っている保証の場合は多少融通が効く場合もあるかもしれませんが、保証会社(第3者期間が行う保証)や保険会社の場合はかなり厳密に制約があるケースがほとんどです。

定期通院を1度でもサボったり、患者都合でメンテナンスに行かない場合には、保証がパーになっても文句は言えないということです。患者さんが先生に文句を言ってどうにかなる問題じゃ無いですしね。

保証の意味を勘違いをしないでね その1

本来は、医療に保証なんかあるものではありません。

みなさんはきっと勘違いされていないとは思いますが、

「行われた治療に対して安全と長持ち、成功を確約をするものでは無い」

からです。

事故などでインプラント治療が必要になったという方以外は、いろんな理由をつけて患者さんが放置していたのが原因だと思いますが、その歯が無くなるまで口臭(匂い)もしたでしょう、歯を磨いて血も出たでしょう。突然歯が無くなった訳では無いはず!

そんな状況でも気にしなかった方が、価格の安さ保証の部分だけ神経質になっている場合には、かなり注意が必要です。最近はコロナ禍でネットを見る時間が多いせいか、歯医者さんが嫌がる神経質さを先生にぶつける方が多いです。100人居る内の1人の人が言うか言わ無いか的な超細ちょーこまかい事を言う患者は先生に断られても仕方が無いです。

そんな方でもちゃんと定期通院して、ちゃんとクリーニングして今までと同じにしないでね!と、保証はあくまでも歯科医院側が善意で付けているものなのを忘れないでいただきたいのです。

きちんと手術もうまくいって、被せ物も入りました。でもしばらくして硬いものを噛んだら「欠けちゃいました」。「じゃあ被せ物を修復してあげます〜」というような、万が一のための善意の保証なのです。

言うことを聞かない人、約束を守れない人、クリーニングなどの定期通院を守れない人は社会通念上、保証はありません。なので、「保証は患者の当然の権利!」と思わないでください。

保証の意味を勘違いしないでね その2

歯医者さんによっては「完全先払い」のところもあれば、「通院その都度払い」のところもあれば、「手術前日までに半金、術後に半金」というところもあったり様々ですね。

編集長が思う一番シンプルなのは「先払い」です。その先生に手術をお願いする(依頼=fee)ですから。手術を決めてから気変わりしたりする患者さんは、そのほとんどが何かしらの自己都合や細かい事を指摘する方が多く、他でも問題を起こす可能性のある(先生と良い関係が築けない)方が比較的多いのでという意味です。

ごく稀に、「返金保証」と勘違いされている方がいます。
「まだ行っていない治療だから!」と思うかもしれませんが、歯医者さんによってはインプラントメーカーからインプラントを発注している場合もあるからです。

難しい症例の方ではほとんどの方が2ピースタイプのインプラントだと思うので、フィクスチャー(骨に埋まるインプラント体)が特殊なサイズであったり、本数を多く発注する事も考えられます。普段使わないサイズを使うまで保管していなければいけなくなったりします。そうなると歯医者さんにも仕入れで不利益が発生しますから。

できればそういった事がない方が嬉しいですね。

保証される部分(範囲)は?

【2ピースインプラントの場合】
保証は骨に埋まっている部分「フィクスチャー」
被せ物の土台になる部分「アバットメント」
被せ物「ジルコニアやセラミックなどの上部構造」の3つに対して保証となりますが、

【1ピースインプラント】は「フィクスチャーとアバットメント」が一体型なので、「上部構造」と2つに対しての保証です。

被せ物が「欠けた」「割れた」「折れた」
フィクスチャー(インプラント部)が「抜けた」などに対して、あくまでも歯科医院が定めたルールを守る方に対して保証を行っているものです。

第3者機関の5年保証と10年保証

ある患者さんが歯科医院に対して

他院は保証が10年と長いところが多かったのに対して、貴院は3年とうかがいました。
保証は長い方がインプラントを入れる側としても安心なのですが、なぜ3年なのでしょうか。
不躾な質問で恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。

こんな質問を歯科医院にしました。

編集長(私)は、この質問をパッと見て「この患者さん、きっと保証を勘違いされている」と思ったのです。

その理由は簡単です。
ただ単に「嫌なら5年保証、10年保証の歯科医院に行けば良いだけの話」
それだけの理由です。

他が10年だけど何でオタクはなんで3年なの?と言うのは「他のラーメン屋750円くらいだけどなんで1杯1,000円もするの?」と一緒(自由競争)で、他は他、ウチはウチ!大きなお世話だよって話です。

自由診療だから保証も価格も医院が独自に定めているので10年が多いとか普通じゃ無いので!勘違いしないでくださいね。

おそらくこの患者さん、「ガイドデント社」の10年保証を見たんでしょうね。

インプラント10年保証|国内初の歯科治療保証会社 ガイドデント
インプラント10年保証。ガイドデントが第三者としてバックアップする安心・公正・透明な歯科治療保証。歯科治療を受ける患者さまに安心と安全をカタチにして提供する新しい保証制度です。インプラント10年保証、審美歯科治療5年保証、矯正治療5年保証、入れ歯5年保証。

でも、患者さんには厳しい制約と上限があります。

この患者さんは表面上だけしか見ておらず、たぶん細かい制約を見てなかったんでしょうね。

例:【10年保証の場合】

  • 保証限度額に到達するまで繰り返し保証します。
  • この保証は役務えきむ保証。金銭保証ではありません。
  • アバットメントはインプラント体の保証範囲に含まれます。
  • インプラントを埋め入れた日から保証がスタートします。

上部構造は100,000円が上限
インプラント体は200,000が上限
(ガイドデント社HP参照)

上限に到達するまで保証されるけど、被せ物作り変えたらすぐ上限なのね。数年後にもしインプラントやり直したら全額負担じゃないから良いけど、多少の自分出費はあるのね・・・

最近は、10年保証の場合は保証金額分を上乗せした治療費になっていることが多いですね。それ以外では、「通常は5年保証ですが、ご希望なら別途有料で10年保証でどちらか選べますよ〜」というケースもあります。

もちろん保証条件は

  • 口腔内の状態により受診頻度が高くなることがあります。担当医の指示に従ってください。
  • 定期メインテナンスの費用は保証に含まれません。患者様のご負担となります。

と記載されています。

保証対象外のケースには

  • 指定された定期メンテナンスを受診していない場合
  • 故意または重大な過失
  • G社認定歯科医療機関以外で受けたインプラント手術

とあります。

患者さん本人は故意でも重大な過失とも思っていなくても、基本的には歯や治療に対して重大な過失かどうかの判断なので、ちょっとでも「用事ができた(用事を作った:治療<用事)」とかでメンテナンスをサボればダメになると思った方がいいですね。当たり前と言っちゃ当たり前ですが。

さあ、保証どうこうよりも、患者さんがちゃんとメンテナンスができるかが課題じゃ無いですかね??

インプラント前と同じ感覚や通院タイミング、口腔内のメンテナンスならば、また歯もダメになるし、他の歯もインプラント治療が必要になってしまいますからね。

医院によって異なる保証の範囲

過去には1本60万(被せ物込み)でインプラント治療を行っている歯科医院があって、もし数ヶ月でインプラント体が骨と生着(インテグレーション)しなくてもう1度やり直しになった場合も再治療は40万程患者さんからいただくといった歯科医院もありました。

1回目の治療も2回目の治療も、歯科医師からすれば患者さんへ施す労力は一緒だからという考えからかもしれませんね。

先の患者さんの質問では「10年保証が多い」と書いてありましたが、2019年、2020年などここ最近では多くの歯科は「3年〜5年保証」が多く、「有料で10年保証」と行った所が多いです。

治療費に保証料(第3社機関に払う)も含めている場合もあれば、治療費と保証料を別に分けている所もあるので様々ですね。

下衆な人は聞いちゃうかもしれませんが・・・笑。先生の所の保証は金額に入っているなら保証金額は幾らですか??とか。これでは先生も「この人嫌だな〜」って思われてもしょうがないでしょう。

【重要】嫌われる患者さん
歯科において嫌われる患者さんとはどんな人でしょうか?話しを聞かない人、思い込みの激しい人、「だって」や「でも」を繰り返す人などの他に、患者は客と思っている人かもしれません。

口腔内の被せ物は当然「経年劣化」します。

例えば、毎日患者さんの咀嚼(そしゃく:噛む)によってセラミックなども疲労しますよね。3年も5年も口腔内で機能して、使うだけ使って壊れたら新品になるというのは普通に考えたら可笑しな事です。そのリスクを歯科医院が被るのもおかしな話ですよね??

この経年劣化によって患者さんの負担割合の比率を変えている歯科医院もあります。

最初の1年はもし被せ物が壊れた場合に作り直した場合には「患者さん20%:歯科医院80%」など、「3年から5年は患者さん90%歯科医院10%」とか様々です。

保証を選ぶのではなく歯科医院を選ぶわけですから、保証など細かな所に神経質になっている方や、治療費の安さに目がいっている方は、本当は見る所を変えなきゃいけないんですけどね。

結局はクリーニング(定期通院)しなければ、また同じ事(歯を失うよりも早くインプラントが抜ける=かけたお金がパー=他の歯も更にダメになっている=もっとお金がかかる)になってしまいますから。

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