歯周病の方は食生活の改善を!
歯周病によりインプラント治療が必要になった方は必見!
歯が無いからインプラント治療を・・・・
確かに「インプラント治療が必要だから歯医者さんへ」という方も多いでしょう。
その殆どの方が、「食生活があまり良く無い!」という現状なんです。
ある歯科の先生が、「重度の歯周病の方や複数本インプラント治療が必要になる方は、食べる事にあまり興味が無いという患者が多い」と言うのです。
どういうことでしょう?
ただ、お腹を膨らませるだけ。
食べたという実感だけ。
だから、
- カップラーメンなど即席なもので済ませてしまう。
- 一応健康に気遣って、野菜不足は「野菜ジュース」で補う
- 買ってきた惣菜が多い
- 外食がほとんど
- 間食(おやつ)が多い
- 自炊はほとんどしない
- コンビニのレンジでチンする食品が多い
- 酒大好き〜
- コーラなどの糖質いっぱいの炭酸ジュースを良く飲む
- 糖質、炭水化物が多い食生活(米、ラーメン等)
- 味の素などグルタミン酸ナトリウム(MSG)が欠かせない
こういった方が多いのです。
特にMSG(味の素、等)は要注意!
化学精製物で強制的に脳が美味しく感じてしまう、言わば「覚せい剤」みたいなものです!
「砂糖」も同じく「覚せい剤」みたいなもの!
「疲れたから体が甘いものを欲しがっている!」というのはもはや「中毒」以外のなにものでもありません!
自分を制御できたり止めれるなら中毒から脱却できると思いますが・・・・
術後に不調を起こす方にも当てはまるのですが、上記のような食生活の方は「歯ぎしり」や「食いしばり」を起こしている方がとても多いのです。
実際に歯科医師が、インプラント治療を行った患者さんに対して食生活などの改善に取り組ませたところ、インプラントの不具合などが改善しただけでなく、患者さん本人の様子も変わっていった(精神的に良化した)という報告もあります。
何度も同じことを話し続ける患者さんや、目元が定まっていない患者さんの話を聞くと、やはり乱れた生活習慣や食生活を送っていることが多いです。
また、逆に病気なほど超神経質の方は、「え〜、そこまでやらなくてもいいのに・・・・」と言うほど徹底した健康オタクな方もいらっしゃいますが
・卵は1日1個
・医者の出す薬は絶対信用
・牛乳はカルシウムで骨を強くする
・疲れた時は甘いものが必須
・歯磨き粉は「White&White」で歯ブラシの動かし方は縦磨き
このような昔から伝わる間違った健康知識をお持ちの方も多いようです。
インプラントの長期維持のためにもコロナ感染症の自宅待機で引きこもり中に食生活を改善してみてはいかがでしょうか?
食生活は親譲り!口腔ケア意識も親譲り!
食生活が悪いという方は、親も同じ食事だったと思いますので、親も同じように歯が悪いという事が多いと思います。
親と同じ食卓で同じものを食べて、ケアの仕方も一緒ですもんね〜
ケアの仕方も親から躾されます。
親が歯を磨かない人だったら子も歯を磨かないと言った具合に、親も歯が悪ければ、子も歯が悪い事は多いです。
でも、気付いてからしっかり改善すれば大丈夫!
生まれつき歯が悪い・・・??
良く、「私、生まれつき歯が悪くて・・・・」と言う方がいらっしゃいますが、勘違いされている方たくさんもいます!
生まれつき=先天性
ということですよね。
生まれつき歯の少ない先天欠損歯の方や、生まれつき歯が弱い体質の人がいるのは事実ですが、「親も虫歯が多くて、私も小さい時に歯医者さんに通った」という方は生まれつきではありませんよ!
だって、生まれた時は「歯」ありませんから!(笑)
ずっとそう思い込んでいたり、「私って可哀想な人」と思ってしまう事が問題なんですけどね。
勘違いでもポジティブ思考ならまったく問題無いんですけどね〜
食生活から心も体も口腔内もしっかり改善していきましょう!
日本古来の伝統食に原点回帰する
日本を代表する伝統食=発酵食品というのが思いつきますよね!
納豆、豆腐、ぬか漬けなどが代表的です。
「こういったのを久しく食べてないな〜」という方!
魚の干物なども良いですよね。
このコロナでの引きこもりの間はなるべくこういった健康的なものを摂取しましょう!
孫(まご)はやさしい?
「まごわやさしい」という言葉は聞いた事ありますか?
それぞれの食材の頭文字をとって「まごわやさしい」というのですが、日本古来の伝統的かつ健康的な食材が数多くあります。
独身(一人暮らし)の方で職場で外食ランチを食べる方も、この食材の理屈さえ覚えておけば健康生活は簡単ですよ!
もちろん主婦の方でも安心です!和食は常備菜など保存が効くものは多少塩分が多めですが、慣れてくると塩分も少量にコントロールできますので簡単ですよ!
「ま」=豆→植物性たんぱく質(高タンパク)
主に納豆、大豆、小豆、黒豆、グリーンピース、油揚げ、いんげん豆など
納豆はやはり最強食ですね。熱を加えると納豆菌が死んでしまいますので、そのままが一番良いです〜
昔ながらの豆腐屋さんで買った豆腐と、スーパーの豆腐と味比べしてみるなどもいいですよ!
スーパーの安い豆腐は「消泡剤(化学物質)=体に悪い」を使っているので少量の大豆でたくさんの豆腐が作れてしまいます。
「ご」=ごま→たんぱく質・ミネラル・脂質
主にごま、くるみ、栗、ぎんなん、松の実、アーモンドなど
木の実などの脂質はダイエットにも最適ですよ!
「わ」=わかめ→ミネラルや鉄分
主にわかめ、ひじき、のり、昆布、めかぶ、もずくなど
ミネラルは海産物に多いですね。
長寿県の沖縄の海ぶどうやもずくなども最近は簡単に手に入るので便利ですね〜
「や」=野菜→緑黄色野菜・淡色野菜・根菜類
南半球の野菜(トマトなど、他)は体を冷やしてしまうので、トマトはにんにくとオリーブオイルと一緒に摂取するなど、「生で摂取、熱を加える」など勉強してみましょう!
ビタミン・ミネラルが豊富ですが、サラダの場合はノンオイルドレッシングなど食べ方に注意!サラダの場合は少量の油分と摂取するのが理想ですが、通常の油(体に蓄積されてしまう)は禁物!不飽和脂肪酸(酸化を防ぐ)オリーブオイルとポン酢などを組み合わせて簡単にドレシングになりますよ!
「さ」=魚→タンパク質、特に青魚
主にあじ、いわし、さばなどの青物、あさり、しじみ、牡蠣などの貝類、鮭、まぐろ、たこ、えび等
不飽和脂肪酸は魚にも多く含まれるので、肉より魚がオススメ!肉の油(飽和脂肪酸)は血中コレステロール値を上げてしまうので、同量の野菜と一緒に摂取と言われるくらいです。
貝類には肝臓に良い成分も多く含まれます。
「し」=しいたけ→食物繊維、ミネラル、ビタミン
主にまいたけ、しいたけ、えのき、なめこ、しめじ等
価格も安価で種類も豊富なキノコ類!
「い」=いも→食物繊維、炭水化物、糖質、ビタミン
さつまいも、じゃがいも、里芋、こんにゃく等
昔の方は「米」が贅沢品で、芋類で炭水化物を多く摂っています。
むしろ歳が若くなければ3食きちんとよりも、2食でバランスが取れている方が良いとも言われています。
具合が悪い時、食欲が無いのに無理に食べてはいけないのと同じく、食べたくないのに時間通り無理に食べるよりも体には良いです!
米の量も若い時よりエネルギー消費が少ないのであれば量を少なくし、最後に米を摂取するなど、食べる順番も大事です。
上記の「まごわやさしい」の他に「生姜(しょうが)」を摂取することをオススメします。
調味料について
調味料の代表といえば「塩」
塩といっても化学精製されたものや、岩塩など様々な種類があります。
塩も探せば色々あるので楽しいですよ〜
味もそれぞれ違いますし。
ただし、このような「赤キャップ」「青キャップ」の「魔法の粉」は一切使いません!(オススメできません!)
もちろん「砂糖」も使いません!
もし使うなら「甜菜糖(てんさいとう)」か「三温糖」ですね。
みりん(味醂)も「みりん風調味料」は「みりんっぽい」と言うだけでみりんではありません。
高くても「本みりん」を使います。
お味噌汁に「ほ◯だし」も使いません!
身体に良い事は全くありませんから!
調味料も日本古来の「しょっつる」など、他にも探せば美味しくて健康的な調味料もたくさんありますよ!
ちなみに・・・・このようなしょっつるなどの調味料も発酵食品なので身体にはもってこいです!
体温を上げるのはとても大事
体温を上げるのはとても大事な事です。
女性では特に多いのですが、不摂生の多くの方が「冷え性」ですからね。
ガン予防にも繋がりますし、インプラント治療で口腔内が綺麗になったならば、食生活も見直して健康意識が高まれば、口腔ケアにもより一層意識も高まるでしょうし長期維持にもつながります。
インプラント治療を行っただけでは良くならないって事ですね!
健康でいるからこそインプラント治療を行なった甲斐があると思いますよ〜