インプラントトラブル相談室

国民生活センターが、「あなたの歯科インプラント大丈夫ですか?」と警鐘

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不安

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2019年3月14日に独立行政法人国民生活センターが、あなたの歯科インプラントは大丈夫ですか-なくならない歯科インプラントにかかわる相談-

というタイトルでインプラント治療に関わるトラブルの内容を公表した。

当サイトの見解としては、日本人のデンタルIQ(歯に関する知識や治療に関する知識)が比較的他国に比べて低く、「歯科の選び方」が患者さんに依存されていることがそもそも問題だと思います。

その反面、一部の歯科医院に限っては、莫大な広告宣伝費を使い、新規インプラント患者の1本釣りばかりを考えている現状も否めない。2018年から医療広告ガイドラインが厳しくなったとはいえ、口コミサイトやランキングサイトが大きな利益を上げているのが現状。

来院患者が低下し、売り上げが年々している経営不振の歯科医院が現状打破のためにネット広告にお金を払い、それを見て来た患者に対しインプラントを打ち急ぐケースなどは、実際はその場しのぎであり、もともと患者さんが来なくなる(離れていく)原因があってのことで、(来なくなる原因は設備や雰囲気、スタッフ、治療方針、そして先生の対応)、そんな歯医者さんでもCMで目にしたりランキング上位に出ていれば患者さんから見たら「きっと治療が上手」という具合に勘違いしてしまうのです。


相談事例も掲載されている

相談事例も掲載されているが、そのすべてが歯科医院側が悪いわけではない。

だが、国民生活センターがこう掲載してしまったら、あたかも歯科医院が悪いとか、インプラント治療そのものが悪いと勘違いされてしまうのは本当に良くない事である。

【事例1】インプラント治療の相談に行った次の予約日にいきなり手術され、出血が止まらず入院した。
【事例2】インプラント治療のリスクが上がる骨粗しょう症の薬を服用していたが治療された。
【事例3】手術直後から痛みや痺れが生じたが経過観察とされた。

参照=国民生活センターHP
URL http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190314_1.html

事例1は明らかに「インプラントの打ち急ぎが原因」というのがわかる。

インプラント治療はその日にすぐ手術するようなものではないからである。ただ、1つ気になるのが「出血が止まらず入院」というのが疑問だ。本人が気にし過ぎや、大げさな場合があるからだ。
上顎のインプラントであれば鼻血程度のでそんなに出血するケースは無いと思いますが、何も説明がなければ出血にびっくりしたり、神経質な方だと気になってしまうこともあるでしょう。
下顎の神経や動脈に近い箇所をインプラント埋入での出血はちょっと怖いですよね。
ただハッキリ言えるのは患者さんと術者の関係が軽薄なのが一番問題だと思うのです。
心配性の患者さんにも問題はありますが・・・
その日に入浴したりなるべくしない方がいいとか、鼻を強く擤まない、くしゃみには気をつけるなどの歯科医院で受ける説明も書面できちんとあった方が良いと当サイトが昔から言っているのはその為です。

事例3はしょうがない事例ですよね。
外科的手術は侵襲性が高いですので腫れや痛みはもちろん個人差があるものの、心配性の方には大変です。
術前に「先生!腫れないですよね!痛く無いですよね!」という患者に対し、「腫れや痛みはほとんどありません!」と言っていた場合、術後に腫れや痛みが出たらそりゃ患者さんも心配になります。
術前にデメリットやリスクは言わず、良いことばっかり言う歯科医師にも要注意と言うことです。

「しょうがない」というのは「経過観察」しか出来ないと言うのが現状だからです。
治るというメカニズムは本人の抵抗力や治癒力にも関係してくるので、腫れや炎症が起きると言うのは体が異常を知らせていることが大半だからです。

しかも「手術直後から」って書いてあるのが疑問です。
そりゃ手術だから腫れや痛みはあって当たり前。腫れなきゃラッキー。
もちろん全く腫れないと言う方もいますしね。
ただ厳密な話をすれば、親知らずの抜歯でもインプラント治療でも低侵襲で腫れにくい治療を行うことができる先生がいるのも事実。
そんな名医の先生が治療を行っても、患者さんが言うことを聞かなければ、術後の経過が悪い場合もありますし、インプラント治療後の治癒はある程度患者さんに依存する治療であると言うことです。


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消費者(患者)へのアドバイス

  1. インプラント治療を受ける場合は情報を収集し、治療前には歯科医師に口腔内及び全身の状況、治療方法や費用、リスク等に関する説明を求めましょう。
  2. インプラント治療で不具合が生じた場合は、他の医療機関への相談も検討しましょう。
  3. 歯科インプラントを長持ちさせるには、自分自身での適切な口腔清掃と定期検診やメインテナンスが欠かせません。

この1番目の「情報を収集し」というのが一番大きな問題で、たいして問題が無い患者ならまだ良いのだが、明らかにインプラント埋入が複数本必要な方が治療費の安い歯科医院を自分で足を運ばずにネットだけで探したり、口コミやランキング、TVCMなどで有名だと思い込み、治療を即決してしまうことに問題があると以前からこのサイトでは取り上げてきた。

悪いところだけクローズアップされて、歯科医院に係るまでのプロセスは問題視されていないのである。

もちろん患者さんの生活リズムにも問題がある。

事故以外で歯を失った原因のほとんどは、患者さんの食生活や歯の(口腔内)のお手入れが問題になっているケースがほとんど。

これが改善されなければ手術個所が炎症を起こすことは当たり前だし、たとえ一時的に良くなったとしてもインプラント自体は口腔内で長期維持できない。


国民生活センターにやってもらいたいこと!

トラブルに対しての警鐘はとても良いことであると思います。

ただ、治療ガイドラインなどの歯科医師側への要望よりももっと重要なことがあるような気がします。

「その歯医者。大丈夫?」とう言うよりも、

「その歯医者さん。どうやって探しました?」というのと「どうして決断したの?」という統計を患者さんからヒアリングして統計を取ってもらいたい!!

 

症状が重度の方であっても、きっと「家から近い」とか「治療費が安い」とかが理由でその歯科医院で治療を決めたと言う方多いと思いますよ。

それ以外には
「本を書いているから良い先生(名医)と思った」とか、「いろんな賞状を貼ってあるから偉い先生」とか、「年間〇〇本の実績」とか「一流メーカー使用」とか、とても単純な理由で決断したはず。

そのような患者さんのインプラント歯科選びは治療が成功する方と異なるし、口腔管理の意識も食生活も大きく異なるからです。

「歯が悪いから歯医者さんに治療に行ったのに、何で患者の私が悪いの?」って思う患者のほとんどの方は、今まで痛い時にしか歯医者さんに行きませんし、痛いのがおさまったから治ったと思う人であり、その多くの方が口腔管理ができていないからです。


無くならない歯科インプラントの相談

それ以外にもあるのですが・・・

このデータは「不定愁訴」も含めてのデータと言う事。

患者さんは症状は訴えてはいるものの、実際は何とも無いと言うケースはかなり多いのが現状。

患者さんが「どの歯医者さんも診てくれない」のでは無く、歯科心身症という部類の患者で、患者さん自身の精神が正常にならなければ不定愁訴を訴え続けるという特定患者もこの統計部類に含まれているからです。

その対処法としては、相談患者さんが過去の精神疾患ならびにインプラント治療と並行して「抗うつ剤」「向精神薬」を服用しているか?というのも聞いてもらいたいです。

 

もちろん、「治ることをしなければ患者さんは治ることがない」ので、注意を促すのであれば、「治せるところに行きなさい」、「治ることをしなさい」と指導するのが良いのかもしれません。

患者さんの受け入れを断わったりすると言うことは、「そこでは治せない」という意味か、「ウチでは診たくない」という歯科医師の言う事を聞かない診たくない患者である可能性も高いからです。

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implant@info

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インプラント名医検索システム
この記事を書いたのは

【編集長プロフィール】
インプラント体など歯科材料販売や歯科HP製作で数多くの歯科医院を見てきた経験や、過去に歯科の個別指導を受けた経験を生かし、10年以上インプラント治療が上手くいかなかった患者さんやトラブルを抱えた患者さんの電話相談、インプラント治療を考えている方への歯科医院選びのアドバイスを日々電話やメールで行なっている。

・歯科医院の事務長
・歯科勉強会(スタディーグループ)事務局長
・歯科、整骨院、飲食店、商品開発などの経営戦略アドバイザー
・コーチングやコンサルタント業務
・医療関連の記事の執筆活動

独学で覚えたWebやデザインなどを駆使し、歯科や接骨院のHP製作やショップカード製作、POP製作などにも携わる。

【経歴】
1973年東京都生まれ
2006年にネット通販、web制作、輸入食器卸売販売、広告代理店の会社を設立。
日本で1番最初に生マッコリの通販や、韓国のざくろ酢(ホンチョ)を日本で流行させた実績を持つ。

TV番組、雑誌など積極的に取材協力している。
協力著書に「赤ずきんちゃん お医者さんは気をつけて」

2007年歯科インプラントポータルサイト
「インプラント名医検索システム」を公開。
2017年東京交通事故治療ガイド
「 整骨院・接骨院検索システム」を公開。

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