ある国産HAインプラントメーカーから受けた「嫌がらせ」を公表
昔・・・ある国産HAインプラントメーカーから受けた「嫌がらせ」を公開しようとかな思います。
何でこの時期なの?って思われるかもしれませんが、今でも陰でコソコソ話しているのが耳に入るからちょっと書いておこうかなと。
なぜインプラントを販売する経緯になったか?
私がどれだけ売り上げに貢献したか?
製品は良いのに!ただ会社がねえ〜・・・・といってしまうと分かってしまいますね。
最初はWEBが入り口!
当時の私(編集長)は「WEB屋」で、いちおう中小企業のTOP。
広告代理店業務、通販、輸入卸、自社サイトでの販売を行っていたので、WEBサイトはお手の物!
業務の一部として歯科医院からのWEB制作を行ってました。
まだこのサイトも無ければ、歯科の事は全然知ら無い〜という時です。
当時は検索して、HPから患者さんが来るという仕組みが出始めの頃。
元営業マンの私からすれば、ただ単に作るのは面白く無いので、問い合わせフォームを設置し、インプラント治療を事を勉強し、オペを見て、患者さんの質問に対して即時に返答するサービスを行って、インプラント治療の患者さんが4倍になりました。
自分で言うのもなんでしょうけど「仕事できます!」から(笑)
その歯科医院のインプラントメーカーが、「HAインプラント」のメーカーだったのです。
その担当営業マン「O氏」としておきましょう。
これがはじめての出会いです。
営業マンは営業成績があるからねえ〜
この会社の売り上げノルマや会社の内情は、営業マンがいつもボヤいてました。
でも、この歯科の営業担当は毎月営業成績が上位。
そりゃそうですよね。
僕が歯科医院のリスクヘッジをして患者が増えているんですから、当然売り上げ上がりますよね。
ですがこの会社。
売り上げノルマが厳しいだけでなく、かなりブラック!
まあ、その時は業界の日が浅かったので、その事を他のインプラントメーカーから聞くまでは分からなかったけど・・・
会社の内情は、この「営業マンO氏」がいつもボヤいてました。
でも、この歯科の営業担当は毎月営業成績が上位。
まあ、営業の会社なんて、ノルマがあるのが普通なんでしょうけど。僕も元営業マンなんで良くわかります!
売り上げが上がって社内では評価が高かったんでしょうね!
ある時、
「ちょっと売り上げが伸び悩んでる担当がおるんやけど、歯科の先生と一緒に会ってくれない?ホームページの事も含めて相談を聞いてくれない?」
こう「営業マンO氏」より相談を受け、同じHAインプラントメーカーの「営業マンU氏」との接点がつくられました。
後に「ズル営業マンU氏」となります!この人が元凶
この営業マンと直接の接点はなかったけど、歯科医院を3件ほどHP(ホームページ)を含めて仕事を請け負う事に。
HAインプラントメーカー営業マン「U氏」のやったこと
会社はスタッフに任せているので普通に仕事が回っているし、歯科の事だけ毎日動いていました。当時の私は、ほぼコンサルタント業みたいなものになっていました。
とうぜん歯科業界は今まで全く知らなかった業界でしたが、比較的短期間でいろんな人に出会い、構図がわかってきました。
ただ、編集長の仕事ポリシーとして、報酬はすべて成果報酬にしていたので、歯科からもらう初期のHPの制作費用なんて可愛いものです。
当時のホームページ制作費用としては相場の半分以下で作ってましたから(笑)
要は、月の管理費はコンサル費込みの管理費用になるので、先生が喜んだらウチも喜ばしてください!という仕組み。
だから簡単なページ修正や追加は費用はいただかない仕組みでした。
メールでの問い合わせがあれば、24時間以内に治療内容も含めてすぐに返信。
治療費についてもすぐに歯科医院ごとに返信。
これが結構大変。
院ごとに全て私がやっていたので。
その申告を誤魔化す人間が出てきたのです。もちろん仕事打ち切りの対象です。
きちんとしている歯科医院であれば、「今月はインプラント◯◯本なんで◯◯円です」と自己申告ですが、信頼で成り立ってましたので全く問題なかったです。
おそらく、元凶のズル営業U氏が「先生〜編集長への申告は適当でも大丈夫ですよ〜」と言ってたのでしょうね。
このU氏の担当する歯科から申告された1年間のインプラント合計本数は、O氏担当の歯科の1ヶ月分に満たないどころか、年間で1本2本3本であれば、ウチは初期費用はもらっているとはいえど、メール返信や修正追加も行っている上、上位表示もしていたのでウチ大赤字です・・・(涙)
それで制裁対象としたのです。
こうやって、自分の成績だけを考え人を騙す行為は絶対に許せないと考えたのです。
証拠を揃える準備ー制裁準備
あらゆる手段を使い、このU氏が担当する歯科の月間治療本数と、月間のインプラント購入本数、U氏の月間販売数のリストを入手。そして過去遡って契約日以降の月間本数を算出。
証拠がなければ何もできませんからね〜
まあ、これくらいは簡単ですね〜
元々、ウチはトップセールスの営業マン主体の組織。
売り方からデータ分析、リサーチはお手の物です。
士業の人間にお願いし、超短期間で免許取得後、歯科材料屋と販売契約。
インプラント(フィクスチャー)は、高度医療器具として扱われ、販売の届け出が必要になるので、一般の方が無許可で簡単に売る事が出来ません。
保管場所などが何処か?などを届ける必要があります。
これで販売会社として歯科材料屋の名前で営業ができるので、売っても伝票は歯科材料屋となるのです。まあ、万が一も考えてちゃんと販売許可を取ったのでした。
営業の真髄!お家芸〜ガンガン販売!
もともと営業に強い(本職)スタッフばかりですから、とうぜんすぐ結果が出ます!
全顧客リストも入手していたので電話営業、DMと、ありとあらゆる営業方法で3ヶ月間の短期集中で歯科へのアプローチを開始しました!
普段の業務があるので1日2時間、3ヶ月間の短期集中です。
もちろん最初は「元凶U氏のユーザー歯科」にピンポイント攻撃!
U氏の成績が落ちれば当然会社はクビになりますからね〜
普段、月に5本〜10本しか買わなかった歯科が100本買うんですから!こなったらU氏からはしばらくは買わないわけですから成績は下がりますよね。リピート注文は見込めなくなるので・・・・
この歯科業界もそうですが、新規開拓が一番大変ですからね〜
そうしたら・・・・
メーカーのトップが文句を言ってきたのです(笑)
ある日、メーカーのトップが文句を言ってきた
1本の電話が鳴る〜
「お前のところで安くインプラントを売っているって本当か?」
今も忘れない九州なまりの「M」という男と「Y」の2名。
「ん?お前?」ちょっとカチンときたけど、冷静に「まてよ?ウチの社名で販売してないし・・・」
「お前〜、ウチの営業から先生紹介してもらって、ホームページで儲かっとるやろ〜安売りしとるってどないなっとんのや??」
全な言いがかりですよね。
「いやいや、誤魔化されてる事知ら無いんでしょうか?赤字も赤字ですよ〜」
・・・聞く耳持た無いです!
もう暴力団顔負け、マナーもへったくりもありません。
そこで売った詳細を!
売ったのはU氏のユーザーに対してだけで、安く売ったのはウチが被って売った(1本-2000〜-3000)だけなので、メーカーから文句を言われる筋合いも無いわけです。
伝票は一般の価格ですからね(笑)
他は普通に販売して貢献していましたよ〜
まあ、これが真相です。
証拠があれば、ちゃんと出してくれればいいんですけどね〜
それからも、歯科医師の先生からいろいろ耳にします。
10年近く経った2020年の今でも「Y氏が編集長の事言ってたよ〜(笑)」とか「そうとう根に持たれてるね〜(笑)」いろいろ情報が入ってきます。
近く、また聞いたら(耳に入ってきたら)第2弾公開しちゃおうかな〜(笑)
仕組みがダメ!間違ったら個人が買い取る?そして売る?
ちゃんとした企業であれば、大事なのは「コンプライアンス」ですよね。
当時、O氏に「伝票とハンコはどうします?」って聞いたら、「大丈夫よ!」って言ってたけど、みんな伝票とハンコを持っているという話を聞いた。
みんな会社に内緒で伝票作れちゃうわけです。
えっ?それってヤバくない?
まあ、今は製造番号で管理されているから大丈夫だと思うけど、ヤバイ、いやNGです。
発注ミスや返品は個人が買えば、もしノルマギリギリならば売り上げに計上して達成!ということもあり得ますよね。そうしたのがどんどん溜まっていくと、売らなきゃお金にならないから伝票作って売っちゃうわけです。
本当に「物は良い」んですけどね・・・
そういうのをきちんとしておけば良かったのにと今でも思います。
コンプライアンス・・・・
とても響きが良く聞こえます〜
最後に
特にY氏は一度も会った事無いのにもかかわらず、今でも言っているならちょっと考えものです。
聞かなくなった頃にこのページは削除しようかなと思ってます。
それよりも、良い製品なので、もうちょっと頑張って欲しいなあ!というのが本心。
私が歯科業界を知ったきっかけでもあるし、ただ、営業マンがかなりクズだったのは間違いない。そういったところは先生も良くなかったんですけどね。
売れなくなったら安売りしたりなのも残念でした。そうまでしてでも売りたいという気持ちは分からなくも無いんですけどね。
普及させたのも事実なんですから、新商品も出て来れば良いのに・・・と思ってしまいます。