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インプラント歯科医院の選び方1(タイプ別歯医者)

歯科医師、歯医者の先生

インプラント歯科医の選び方(タイプ別歯医者)

この記事は2007年〜2015年に書き上げた記事を2017年以降、随時加筆、修正した記事です。

昔は、医師を全面的に信頼してすべてを委ねて・・・・・そんな患者さんもきっと多かった事と思います。
最近は、インプラントの治療関連でも医療過誤などがが大きく報道されたりもありましたが、患者さんの中にはネット上からの情報を歯科医にぶつけ、先生との信頼関係が結べないという不幸なことが最近では良く起こっています。

特にインプラント治療や矯正治療は自費治療(自由診療)ですので、一般診療(保険治療)と違い、多少はサービス業的要素もあってしかるべきだと思います。※おべっかをしたり値引きなどをする事ではない。
患者はあくまでも患者であり、客ではないということを前置きします。
歯科治療は医療ですから「治すことが目的」ですので、患者さんもしっかり話を聞いて歯科医の指示に従わなければいけません。

当協会スタッフが過去に歯科医院への電話聞き取り調査を行なった時にも、多くの歯科医院は「ウチは口コミや紹介がほとんどなんで!」「おたくはどこの大学出てんの?」「誰に向かって話しているの?」と、患者さんへの話し方などの応対方法などには全く気にもしない横柄な歯科医院の先生も数多くいました。
その歯科医院のホームページには「治療とは、まず患者さんあっての事」と大きく書かれ見栄えの良い写真が格好良く写っていました。そのギャップはかなりのものでした。

実際に歯科医師の先生は「患者さんで腕を磨き」、 「患者さんが来るおかげで生活できる」というのは現実問題なのです。
正直思うに横柄な対応をするのはちょっと違うと思います。

今は、患者さんも歯科を選べる時代であり、歯科も患者さんを選べる時代です。
歯科医院は基本的に個人開業の地域密着経営が多いと思いますので、ネット社会、スマホ社会の現代では情報拡散も早いことから歯科の件数が多いのは今後、自然淘汰されていくと思います。
「いくら技術が凄くても、あんな歯科医院に通うのは嫌だ!」といった情報は、思った以上のスピードで拡散します。
気づいた時から対応を改めたとしても、一度付いたイメージを払拭したり、落ちた信用を取り戻すのは時に手遅れだったり、かなりの労力と時間を要します。

患者さんと歯科医師の良い関係を構築するには、「お互いに嫌がることをしない」、「常識的にどうなの?と言われることをしない」ことが一番です。


患者様からの電話でのお問い合せの内容で、こんな例がありました。
友人Aさんの紹介で通っていた歯科医院。
友人Aさんの手前も在り、患者Bさんは「今まではAさんの紹介で良い先生と聞いて通っていたけど、Aさんの顔もあるので先生にはハッキリ言えなかったけど・・・・」とお電話で先生に対する不満を爆発する患者さんもいらっしゃいました。
治療の内容がAさんとBさんとは全く違い、このような現象が起こったのです。
紹介でいう「良い先生」とは人によっても治療の内容によっても違うのです。
矯正が専門の歯科医師、歯周病が専門の歯科医師、口腔外科が得意な歯科医師。
先生によって歯科大学で習ってきた事がそれぞれ違うのです。
もしかしたら「対応」などではなく、歯石取りや虫歯の治療で「良い先生」だったかもしれません。
Bさんにはインプラントが必要なくらいの状態で、Aさんは虫歯の治療ということであれば、求められる技術や治療方法が違うので、何を持ってして「いい先生」なのかを見極める必要が有ります。

インプラント治療や矯正治療、審美治療は専門分野といっても過言じゃありません。
良くあるパターンでは
「ウチではこの治療は行えないです」と、出来ないなら出来ないとハッキリ言ってくれるなら、たぶん患者さん思いの歯科医師であることでしょう。

でも、この言葉には出来ないという理由が2通りあります。
「私の専門分野外なので治療が行えない」という理由や「私の技量では治療が行えない」
という2つです。
この2つは似ているようで、大きく異なります。

でも、「私は出来ないが、専門の先生に来てもらって治療が出来ます」とか「提携歯科医院をご紹介します」と責任持って、患者様に選択肢をはっきりと言ってくれる歯科医師もいますので、このへんも見極める大きなポイントでしょう。
インプラントの事故や失敗の原因の多くは
「歯科医師の治療能力を超えた治療を行った為」(オーバートリートメント:過度の治療)
によるものが多いです。
そんな中で最良のインプラント治療を受けるには、現在の医療制度やデメリットについてしっかりと患者さんは知るべきだと思います。

たまたま「歯が無い」という面で弱者になっているだけで、医師と患者は人格的には対等であるべきです。
なので、先生に治してもらうのですから敬意をもって接するべきでしょう。
先生は、患者さんにありがとうの気持ちで対等だということです。
このパワーバランスが「治してやってるのは歯科医師」「行ってやってるのは患者である私」となると崩れてしまいます。

歯を治してもらうから医者は偉いのではありません。
実際のところ、最終的に病気を治すのは「患者さん自身」です。

症状の改善の為に医師に委ねることがあるのでそれなりの尊敬や敬意は必要ですが、患者だからといって自分を卑下する必要はまったくありません。

長年通った歯科医院がインプラント治療の専門範囲外だったらどうします?
使用するインプラントは歴史があっても、先生の技術にはどれくらいの歴史があるの?
インプラントは長期の治療期間を要し、費用もそれなりにかかります。

当サイトは患者さん視点と歯科医院の両方の視点で作っているサイトですので「このような要望も患者さんから多い」ということもご理解いただきたいと思います。
下記に歯科医院の先生をタイプ別に掲載します。

※もちろん、「先生の態度が悪くても腕が良ければ良い」という相談患者さんもいましたが、結果治療途中で質問しても答えてくれないなどの不信感が出て歯医者さんを変えることになったケースも。
それぞれのタイプに良い面、苦手な面があります。
歯科医院を選ぶにあたり、自分にあったタイプを探す事が良い歯医者さん、名医を探し出す秘訣です。


職人タイプの歯科医

医師のほとんどは理数系の思考の方が多いです。医術は基本的には技術です。理詰めで物事を判断します。
困難な症例にぶつかれば、サイナスリフトやソケットリフトなどの勉強会などにも積極的に参加し、最新の書やDVDで技術習得の努力をしています。
勉強は良くされています。コミュニケーションが苦手な先生もいるので、簡潔に質問しても難しい医療用語を並べる事も・・・・

親分タイプの歯科医

自己の治療法に対して絶対的な自信があり「俺について来いタイプ」。
それでも治らなければとことん追究して完治させようとする。
天才タイプが多いので、経験と感覚で治療を行う可能性はありますがピッタリ自分に当てはまればラッキー。
患者さんとしては、手際が良過ぎて逆に心配になる事も・・・・一方的に医師の力量に委ねることが出来る方に向いているかも。

デジタルタイプの歯科医

最近多いタイプの先生です。
CT検査での3D画像分析などにも投資をし、技術を最新の機械でカバーするので患者さんが安心できる場合が多い。おおむね勉強熱心で新しい治療法には積極的。
患者さんの対応も、説明が分かり易くしてもらえたり、スタッフなどにも勉強会をしたり、知識的に医院全体も高いレベルにあることが多い。

学会タイプの歯科医

学者タイプとも書き換えできますが、スタディーグループ(勉強会)や学会などに積極的に参加し論文発表なども盛んに行なう先生。開業の歯科医院には少ない。
しかし開業の先生は、学会などの参加は時間的に難しく、よほどの熱心さがなければ出来ないので治療も熱心な方が多いとも言える。
患者さんにとっては、最新の発表された治療法を選択してくれる場合があるので、神経質な方が医院選びで迷った場合にはこのタイプに落ち着く事が多い。

自己顕示宣伝タイプの歯科医

週刊誌やテレビや看板などに顔を出している医師。出たがり先生と仕方なく出てしまった先生と二通りあって見分けるのは困難。
週刊誌やテレビに出たからといってインプラントの名医とは限らない。
「名医本」は掲載無料ではないので注意が必要。特にオールカラーは掲載料金が高い!
患者さんの対応として、専門医や認定医のリスト(名簿)に載っているかどうかをで調べること。

注:最近学会などでは、ホームページに専門医や認定医と掲載する場合は、ただ単に記載するだけでなく、学会のホームページにある認定医や指導医の名簿にリンクを貼るか、○○学会認定医、指導医などと正確に記載することを推奨している。

あまりインプラントをやっていなかった歯科医院が突然雑誌だとインプラント本数が増えている事がありました。
そこまでしてでも小さな権威と実績がほしいという歯科医師もいるという事です。

機械的タイプの歯科医

患者さんがベルトコンベアに乗って次々に運ばれるように「口開けて!、はい麻酔!、削りますよ!」
この間15分。
現行の保険制度がそうさせたのか、15分間隔の診療予約は待合室も混雑し、あっさり治療が終わるケースも実際多いです。
一般診療は「次の患者さんもいるんだから」とこの程度でと思っている医師もいるようです。
インプラントも機械的で、説明も「簡単に済むから」程度で患者さん心理というのをまるで分かっていない医師も多いです。スタッフ任せで、医師はほとんど説明しないケースも。

次々タイプの歯科医

「これしかない!」と、インプラントの治療法を薦めながらも、次の診察では「これしかない!」と違う治療法を薦める。
医学知識や治療器具の改新がどんどん進み、そのサイクルが3年とか5年周期とはいうものの、コロコロ変わりすぎは患者さんも正直戸惑います。
患者さんの対応としては、比較データを求めて「なぜこの治療法が良いのか?」をしっかりと尋ねること。
いい加減な答えなら、他の歯科医院を選択するのがベストな場合も。

御曹司タイプの歯科医

非常に恵まれたタイプで資産家や医師を親に持ち歯科医師になった人。中には、温泉育ちのように小さい頃からお金には不自由せず、一般人の気持ちなど全く理解出来ない金銭感覚を持ち合わせている事も。
でも本人は至って普通の感覚。庶民との感覚がかけ離れている。
ほどほどに仕事をし、ほどほどに遊んでいて要領は良い方。学会などにも積極的に出席している場合はコミュニケーション力は持ち合わせている場合もあるが、治療中などに遊びの話や自慢が多いと患者さんも不安になる。
患者さんの対応としては何でも話して一緒に考えようという姿勢で接すれば得るところは大きい。

変なタイプの歯科医

ごくマレですが、何でこの人が医師になったんだろうと思うような先生に行き当たることも、長い人生の中にはあるようです。
どことなく自信がなさそうで、患者さんの前で医学書を調べたり、逆に平気で歯科衛生士に「どうしたらいいの?」と治療法を聞いたりと、質問しても変な答えが返ってきて、「本当にこの先生で大丈夫?」と言ってしまいたくなる。患者さんの対応としては思った事を言ってあげた方が本人の為でもある。

自慢タイプの歯科医

「こないだはこんなインプラントをやったから大丈夫」と、今回のインプラント治療が成功するかには全く関係ない根拠の無い自慢。このような先生もいれば、「こないだはツーリング(高級バイクや高級車で)に行ってね・・・・」とか、「あそこのフランス料理は美味しくない」とか生活レベルが高いとの自慢の先生。
最近は、FacebookやTwitterやBlogなどで書いている先生も多いが、ネタが無ければ食事ネタや趣味ネタに走る傾向が多い。生活レベルを露呈することになり、患者さんからの妬み、やっかみが増えてしまうことも・・・・・
ポルシェやフェラーリやベンツが悪いとは言わないが、やっぱり日本は普通車ならトヨタ、日産、ホンダ、軽ならスズキ、ダイハツが主流なので、その大衆的な気持を少しでもわかってもらえる歯科医師だと患者さんも嬉しいものです。

変なタイプの歯科医

ごくマレですが、何でこの人が医師になったんだろうと思うような先生に行き当たることも、長い人生の中にはあるようです。
どことなく自信がなさそうで、患者さんの前で医学書を調べたり、逆に平気で歯科衛生士に「どうしたらいいの?」と治療法を聞いたりと、質問しても変な答えが返ってきて、「本当にこの先生で大丈夫?」と言ってしまいたくなる。患者さんの対応としては思った事を言ってあげた方が本人の為でもある。

崇高タイプの歯科医

「私は最新の治療技術を追求し、患者さんを確実に治療してきた!」「患者さんは実際に私に感謝すべきだろう!」と本心を持ち、人当たりの良いのは「仮面」というケース。私はあなた達とは違うんです!というオーラを放つ。
これは実際にわたくしたちも電話でも訪問でも実際にあったことで、「何本くらいインプラントを打っていらっしゃいますか?」と聞いたら「埋入と言いなさい」と言われたことも。実際に患者さんにもそうやっておっしゃいますか?という問いには無言。
ある歯科医院に訪問した時、先生に「患者さんの為を思ってご協力をお願いできますでしょうか?」という話を投げかけたら、「患者様だろ!患・者・様・!」と私たちスタッフに対し、患者さんがいらっしゃるところで大声を出して言ってらっしゃいました。
先生。。。。私もその患者なんですが(先生の患者さまでは無いですが、、、)・・・・・・
当サイトは「患者さんと患者様」の使い分けをしっかり行っております。

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