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介護とインプラント治療

患者さんも歯科医師もインプラントを入れる「今」しか考えていない!

これからは圧倒的に高齢者が増える時代です。
インプラント治療を考えているほとんどの患者さんは、自分がこの先寝たきりになることを想定していません。
もちろん治療を行う多くの歯科医師の先生も、治療を行なった患者さんが寝たきりになることなど想定していないことでしょう。
でも実際に介護の現場では、寝たきりになった方のインプラントは大きな問題になっています。
脳梗塞などで半身不随になった方などは、食後に歯磨きなどの口腔ケアを行う場合にも、元気な時とは勝手も違い、隅々まできちんと磨くこともできなくなります。
たちまち管理の行き届かなくなったインプラントはどんどん悪化し、口腔内の清潔さを保てなくなります。
介護士さんも介護者の口腔内のケアにはとても苦労されています。

老後を快適に生活する中で、歯が無い方の治療選択肢としてインプラント治療が挙げられる訳なのですが、果たしてインプラント治療を行う歯科医が、きちんと患者さんの老後の事や日常生活まで考えて治療を行っているのかどうか?という疑問を時に感じることがありました。


だから最初の歯科探しが重要!

実際にあった話なのですが、私は以前(2006年頃から2013年)、1ピースタイプのインプラントを毎月ボンボン埋入している歯科医師に出会ったことがあります。
それはもう「ただ埋入するだけ」と言っても良い位、後のことは全く考えていない先生でした。
おそらくインプラントを埋入することだけに酔い、一般治療や抜歯も他の歯科でやってきてくれ!とお断りするくらいで、患者さんへの対応も真摯に対応せず人任せで、訴訟もとても多く抱えてました。
このような先生では、とても入れ歯など作ってもらえないでしょう。
今となってはお陰様でインプラント治療について詳しくなり、反面教師的に知識を与えてもらうきっかけにもなったのでとても勉強になりました。

1ピースタイプのインプラントは、被せ物の支台部になる部分が飛び出ている構造なので、脳梗塞などで身体の自由が効かなくなった方が歯科医院に行くのも苦労すると思いますし、自由のきかなくなった口を開けて1本1本飛び出た部分を削るのはとても大変だと思います。
2ピースタイプのインプラントであれば、アバットメントを外し、キャップを装着し、入れ歯を制作することもできるので、比較的1ピースのインプラントよりも楽だと思います。


きちんと老後のことも考えて治療を行う先生もいる!

後に私が実際にDr.インタビューなどでお会いした多くの歯科医師の先生がこの問題にも目を向けており、万が一患者さんが寝たきりになった場合でも、患者さんに負担の少ない対処法を考えて治療を行なっていたのです。
インプラント治療がどれだけの機能と効果をもたらすのか?を考えたら
それがインプラントとマグネットデンチャーであったり、入れ歯であったり、インプラント治療ができるだけではなく、すべての治療がきちんと行えることが大事だと!
入れ歯や義歯、抜歯や歯周病治療、根治や審美治療、一般歯科治療などのすべてがきちんと高いレベルで行えてこそインプラント治療が上手と言える!とおっしゃいます。

これからの問題点

歯科医院には、他の歯科医院でインプラント治療を行なった方が患者さんとして来る場合もあります。
その方の口腔内を診る時には、他にも治療をしなければならない箇所も当然ある確率は高いです。
現在の歯科業界の問題でもありますが、他の歯科でインプラント治療をされた患者は診るな!という暗黙の了解がある地域もあれば、同じ口腔内であってもインプラント以外の箇所しか治療しないといった歯科もあるそうです。

インプラントが入ったご高齢者の方がご自身で診てもらえる歯科医院を探すのも大変困難になっている場合もあります。こうした問題も徐々に解決していかなければいけないですね。

今、こうした問題に当サイトは歯科の先生方の協力を得て全力で解決に取り組んでいます。

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