下記は、【マグネットデンチャー・インプラント】の「総入れ歯タイプ」の図解です。
先ほどの「部分入れ歯タイプ」のように「クラスプ(引っ掛ける金属)」は見えません。
インプラント体(フィクスチャー)の埋入本数も少なく済むので、患者さんにも経済的なのが見て分かります。
これだと身体への負担も少ないので骨量が足りないと言われた方でも治療ができる可能性がありますね!
【写真1】からどうなっていくのか?【写真2】【写真3】の順で解説していきます。
インプラント治療を行ったが、治療が上手にいかなくて抜かなくてはならなくなった。
骨量が足りないといって断られてしまった。
インプラントの本数が複数本必要で、ALL-ON-4には経済的に余裕が無い。
という方でも最後まで諦めないで済むかもしれません。
インプラント埋入時における身体的負担も少ない。
これが「マグネットデンチャー+インプラント」の素晴らしさと可能性だと思いました。
写真提供:田中歯科医院 審美インプラントセンター柏 田中譲治先生のDr.インタビュー
千葉県柏市 田中歯科医院 公式ホームページ
これからのインプラント治療の方向性
機能回復や機能補填のためのインプラント埋入ではなく、「より快適に」「より安全に」をモットーに、もっともっと大きく変わっていくことと思います。
時代は侵襲性の高い「サイナスリフト」より、低侵襲の「ソケットリフト」を行う先生が増え、インプラント体(フィクスチャー)も骨との結合スピードが、より早くなったり、緩みにくい構造の製品が出て来ました。
「拡張性」や「応用性」、「機能性」、「安全性」が求められることにより、
ただ埋入するだけで一般治療も行わないような「インプラント屋さん」や、ただ単に「安売りだけのインプラント屋」はきっと少なくなることと思います。むしろ患者様がそういった歯科医院を選ばなくなると思われます。
今までも、かなり多くの患者様からの相談にもありましたが、治療を行った箇所の歯肉と被せ物の隙間のインプラントの金属部分が見えてしまうというなどといった「計画無き治療」での悩ましいご相談も複数ありました。
その多くの相談患者さんは治療を行った歯科の先生から
「ちゃんと噛めるようになったんだから、審美は文句を言うな!」
「だれが噛めるようにしたと思っているんだ!あなたは細かすぎ!」
「別に笑った時に見えないでしょ!だから大丈夫!」そのような言われ方をされてきたそうです。
これからはただ噛めるようになるだけの治療を受けるのではなく、包括総合治療としてインプラント治療を行う歯科医院を探すべきです。
より「医科」に近い、高度な技術の歯科医院を!
より「安心できる」歯科医院を!
より「患者様の気持ちを理解してくれる」、より「患者様目線で説明してくれる」歯科医院を!
きっと患者様の動向はそうなってくると思っています。よって、そのような先生、歯科医院を掲載していきたいと思っております。
2017/1月 更新