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【2022年最新版】コロナストレスで歯科医院でトラブルが急増している?

トラブル患者(男性)インプラントトラブル相談室

2021年以降、2022年は「まん延防止」などでテレワーク等で家にいる事が多くなったせいかストレスを抱えた患者さんが歯科医院でトラブルを起こすケースが急増しています。

どのような患者さんが歯科医院でトラブルを起こしているのか?

実際にあったケースをご紹介します。

私は客だぞ!高い自由診療(自費治療)を受けている上客なんだぞ!と威張るケース

「患者=お客さん」という考えが大きな間違い。

症状がある=患者なので、「患者様」とかバカな医療HP制作会社や医療コンサルが患者を様付けで呼ぶようになってから患者が客と勘違いし始めたのが始まりです。

その証拠に大学病院などの大きな病院などでは患者を客扱いすることは一切しません。

良い治療を受けれるか受けれ無いかは「日頃の行い」「人に対しての接し方」が大きく結果に左右されるといっても過言ではありません。

歯科医師だって嫌な患者は診たくありません。

後々トラブルを起こしそうな患者さんは歯科医師の先生も初対面で薄々感じ取ります。

「この患者、ヤバイな!」と。

患者さんも歯科医院を選ぶ権利もあれば、歯科医院にも患者を選ぶ権利があります。

保険診療であろうが自由診療であろうが歯科医師の指示に従えない患者は治療途中であっても断られるのは当然です。

トラブル回避が上手な歯科医院はさっさと患者に返金し、「もう来ないでください」とハッキリ言います。「この患者さん症状が酷いから大変だろうなあ」と歯科医師が少しでも情けをかけてトラブル患者を診てしまって毎度毎度言い合いになるケースもありました。歯科医師も治療以外で神経をすり減らしてしまっては可哀想でしょうがありません。

保険診療であろうが自由診療であろうが「上客」と言う考えは当てはまりません。

もし決めるとするならば相手側が決める問題。

自分で「上客」と言ったら世話ないです。

とりあえずいくら金がかかるのか言ってみろ!

「お前の所ではインプラントの治療総額がいくら掛かるんだ?」

2022年に実際にあった話です。

嫌な患者(男性)
嫌な患者(男性)

俺は「あん◯んインプラント」のパンフレットも取り寄せたからその歯科医院と比較して決める。だから費用を早く言ってくれ!

これも歯医者さんが嫌がるケースですね。

まず、インプラント治療を「値段の安さで決める」という所が良くないです。

その理由はコチラ。

手術後は定期メンテナンスなど、インプラントに関するほとんどの治療は自費扱いになるので、このような方は後々に確実にトラブルになるからです。

「なんでいつもクリーニングするだけなのにこんなに高いんだ?!」
「今までは他の歯医者でもこんなにクリーニングは高くなかったぞ!」
「お前の所はそんなに儲けたいのか?」

そのような患者さんは思考や言動がこうなることは安易に想定できます。

皆さんは、「それでも歯科医師なんだから嫌な顔せず診るのが当然でしょ!」と思いますか?

田舎などの地方であれば、複数の歯が欠損している人や骨造成が必要なくらい難症例の患者さんであれば治療が行える歯科医院が限られてきます。地域の歯科医院で「こんな人が来たら要注意」みたいな話が先生同士で出ないとも限りません。田舎は話が拡散しますしね・・・注意が必要です。

先生が気を利かせたのにもかかわらず・・・・

CTを撮って後日、イザ手術!

あれ??思ったより骨が少ないな。

じゃあ骨造成しよう。しておいたほうが安心だ!

それで骨造成代と人工骨代を加算。

さて、トラブル患者さんだと一体どうなることでしょう?

開けてみたら骨が思ったより足らなかったので万が一を考えて人工骨を入れて骨量を足しておきましたから大丈夫だと思いますよ!

トラブル患者(女性)
トラブル患者(女性)

えっ?そんなの聞いてませんよ!最初に言っておいてくれないと困ります。最初言ってた計画と違うじゃないですか。お金もさらに掛かるんでしょ??

実際に貴方の口腔内での現状なんだけどなあ・・・もうこの患者さん嫌だなあ。せっかく先々の事考えて良い選択をしたのに・・・

本来なら「そうですか。ありがとうございます。」となる所がトラブル患者さんだとこの違い。

心の問題という意味がわかりますよね??

「こないだ最初に説明聞いてないとキツく言われたものですから、別日にまた来ていただいて切開して骨造成術しますね!」と言われたらどうしますか?どのみち骨造成代は掛かる訳だしまた痛い思いもしなければならなくなるし時間も掛かる。

また痛い思いをしたほうがよかったでしょうか?

極端な話をもう1つ。

「盲腸の横にポリープがあったけど最初に説明聞いてないと言われると思って取らずにそのままにしておきました!」と言われたらどうしますか?

そこは「なんでその時にやっておいてくれないの?」って普通思いますよね?
でも、貴方が「聞いてないよ」「そんなの困ります」「順序が違う」と言われるから・・・

言っている意味わかりますよね??

ほとんどの方は全〜く問題ない方なのですから。

どちらが得かお考えを!

参考までに

インプラント治療をした箇所は保険診療の考え方だと「欠損歯扱い」

要するに、「歯がない所」を保険でクリーニングすることは物理的に出来ませんよね。

歯科では保険診療と自由診療を同じ日に同時に行うことが出来ないと法律で決まっているのです。混合診療は出来ないということです。

中にはインプラント治療をした患者さんに保険診療扱いでクリーニングする歯科もありますが、後でバレたら大変!さかのぼって患者さんにも返金しろ!と国から請求がきます。もちろん歯科医院も厚生局に指摘を受けたら返金しなければならなくなります。整骨院、接骨院でケガをした事にして健康保険でマッサージ(慰安目的のマッサージ)するのも違法です。

インプラント治療に関連するレントゲン撮影なども自費扱いになります。

別に歯医者さんが儲けたいからではないという事を覚えておきましょう。

トラブルの原因は患者さんが受けてきた治療のレベルによって異なる?

今まで痛い時にしか歯医者さんに行かなかった患者さんは主に「保険診療」の方が多いはず。

この患者さんを「A」としましょう。

  • 虫歯の詰め物も銀歯(パラジウム合金)
  • 差し歯の土台も銀色(メタルコア)・被せ物もレジン(裏が金属、白いのは表だけ)
  • インプラントをするお金がないからブリッジにしたが両隣の歯もダメになった

など、ダメな所or痛い所だけ処置をしてきた方が多いと思います。

ちょっと治療意識や健康意識の高い方は
(この患者さんを「B」としましょう)

  • 被せ物はセラミックで白く
  • 差し歯は白い土台のファイバーコア・被せ物もセラミックで白
  • 定期的に歯科医院で歯石取り(スケーリング)←保険のクリーニングもありますが、意識高い方は自費で時間をかけてクリーニングを受けています。内容が全然違う!

ハッキリ言います。

保険診療はあくまでも完治を目的としたものではなく延命治療。

症状に対して行う「対症処置(対症療法)」。

すなわち・・・痛みなどの主訴に対してだけ国が一部を負担する全国民に与えられたシステムが保険診療。

なので、「B」の方みたいに「しっかり治すのであれば自分でお金を払ってやってね」ということなのです。

だから「保険診療」しか受けていなかった方はそれと比べたら高いと思うのは当然ですよね。でも今まで受けていたのは治療じゃなく処置なんです。

でも自由診療が必要なほどそれだけ噛めないとか口腔内が悪いって事なんですから、その現状を受け入れなければならないと思うんです。

ちなみに「A」の方に比べ「B」の方がトラブルを起こすケースは比較的少ないです。

ブリッジや入れ歯は健康な残った歯を削るリスクもありますのであまりお勧めしませんが、高いとか文句を言うようなトラブルを起こす方や歯科医師の指示に従えない方は正直インプラント治療をお勧めしません。

値段が高くて文句を言うのに自分の歯のように噛みたいとか、見た目が気になるからインプラントが良いとか言うのは勝手な都合でしかありません。

よって「C」という患者さんが新たに加わります。

  • 今までは自分の歯に関心がなかったけど死ぬまで美味しく食事を楽しみたい
  • 今までのは治療じゃないと理解し普段の歯の手入れから頑張ってみよう
  • せっかくお金をかけたのだし大事にしようと思う素直な気持ち

「A」の方が「C」になれば状況は大きく変わるでしょう。

噛めない不便さを考えてみてください。
食事も楽しめ無いし、見た目や匂いも気になるし。

先生が私のあの歯の無い骨の無い大変な状況を噛めるようにしてくれた。本当に良かった。

「噛めるようになって良かったですね」

「ありがとう」と思うことによって先生もきっととなるのが普通。

「こっちは高い金を払ってんだからこれくらい当然だろ」「それがお前の仕事だろ!」的な接し方で良い思いができたり良い運が巡ってくる訳がありません。

噛むことによってアンチエイジング効果や健康寿命の向上などメリットはたくさんあります。

コロナのストレスを歯科医師にぶつけても何のメリットも無いのですから・・・人を嫌な思いにさせず、最終的に自分が喜べることだけを考えて頑張って治療していきましょう!

【まとめ】治療をお願いするということは「依頼する」ということ

医療に関するどの手術でもそうですが

 

「先生、どうぞよろしくお願いします」

「私も最善を尽くして頑張ります」

この構図が一般的な依頼形式だど思います。

治療費も正確には手術費用になり、先生に依頼する費用になるので

Request fee」リクエストフィー

となる訳です。

海外であればインプラント治療費用は日本よりもっと高く、この構図はもっとハッキリしています。日本は世界で一番安いといっても良いでしょう。

威張ったような嫌な先生や先生の技術的な(ミスなど)ものが原因のトラブルを除いたら「金持ち喧嘩せず」と言った所でしょうか?

インプラント治療や矯正治療は高額治療になります。

  • なぜ高いのか?なぜその治療が必要になったのか?という構図を納得理解できない(納得したくない)から文句を言う
  • お金を払いたがらない(実際にお金が無い?)患者がインプラント治療を望むからトラブルを起こす

安いブリッジや入れ歯などの不便さや見た目や気にする人がインプラント治療を望んで高い高いと歯科で文句を言う訳ですから・・・・ほとんどのケースは「金持ち喧嘩せず」の理論です。

だから「自由診療」なのです。

ストレスがあるのはわかりますが、「お願いします」と治療をお願いする人に対して嫌な言葉を浴びせたり悪態をつくとか威張るとかは良い大人のすることではありません。

最近のトラブルはこのような傾向であるということをここに解説しておきたいと思います。

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