セカンドオピニオンについて


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インプラント治療でのセカンドオピニオン

この記事は2007年〜2015年に書き上げた記事を2016年、2017年に加筆、修正した記事になります。

治療を行う先生によって考え方が違う

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「セカンドオピニオン」とは「他の医師の意見」という意味合いを持っています。
インプラント治療におけるセカンドオピニオンで最も注意しなければいけないのは、「先生によって考え方が違う」という点が挙げられます。
基本的なガイドラインは一緒でも、1ピースタイプのインプラント治療しか行わない先生もいれば、2ピースタイプのインプラントで行う先生、どちらも行う先生もいるので、先生によっても考え方が違います。

もちろん経験の違い(症例数の数)によっても異なります。

インプラントはメーカーによってもサイズも違えば、使うツールも違います。
インプラント表面の構造も違えばインプラントと骨の結合に要する期間(骨とインプラントが付く日数)も違います。

骨造成を数多く行っている歯科医院によっても考え方が異なりますし、中間欠損(1本とか2本とかの比較的簡単な症例)しか行わない先生とも意見が異なります。
同じ症状の場合でもアプローチ方法も違えば使用するインプラントも異なりますし、人工骨を使う先生もいらっしゃれば人工骨の使用を回避して行う場合など見解や方法は様々なのです。


セカンドオピニオンに行く前にチェック!!

1、自分のお口の中のインプラントメーカーはどこの製品か?
2、1ピースタイプのインプラントか2ピースタイプのインプラントか?
(1ピースの先生は2ピースのインプラントを扱えない先生もいるので注意が必要。ツールも持っていない場合もある。)
3、最初の歯科医院よりも経験や実績がある先生か?

 


セカンドオピニオンでのトラブル

セカンドオピニオンでのトラブルも最近は増えてきております。
1ヶ所で即断即決せず、しっかりとインプラント治療の情報収集するのがセカンドオピニオンを行うのが本来の主旨目的だと思います。

以下にセカンドオピニオンのトラブルの過去の事例を挙げてみます。
例えば、

Aという歯科医院でインプラント治療を行い、患者さんがA先生の治療に対しての不信感が出たとしましょう。

そこで、Bという歯科医院に行き、A医院で治療したインプラントをセカンドオピニオンで診ていただいた。

その治療を行った所について、B医院からA医院の治療に対しあまり良く言われなかったとしましょう。

A医院のインプラント治療に対して更に不信感が出ませんか?

実は、こういったトラブルが最近ものすごく多いのです。
言われ方によっては、患者さんの矛先がA医院に向いてしまいます。

過去にこのようなセカンドオピニオンの診断で抜かなくても良いであろうインプラント体が総合病院で除去手術(抜去)されてしまったというケースもありました。
もちろん治療を行った医院に断りもなく患者さんは抜去したにもかかわらず、治療を行った歯科に対して返金を迫った事例が過去にありました。

総合病院は患者さんから抜去の費用をもらえるでしょうし、診断に対しては「当然の判断」と見解が別れることでしょう。一度こうなってしまっては元の鞘に収まることが出来ません。


他の歯科を悪く言う無責任なセカンドオピニオン

患者さんに「前の歯医者に裁判でもした方がいいよ!このケースは」と言って患者さんが裁判をやる気になってしまったケースがあります。
患者さんは先生がそう言うならば、「よほど前のインプラント治療がでたらめだったのか!」と思い、裁判の準備を進めていった方がいらっしゃいました。
そうなると、その治療を行った歯科医院の「何がダメだったのか?」というのを医学的に証明しなくてはいけなくなります。そのような根拠の文献や証明書みたいな物を集めなくてはいけなくなります。
患者さんはそのセカンドオピニオンの先生に「その治療のどこがダメなのかというのを先生に書いてもらっても良いですか?」とお願いしたら、「そんなの僕が書けるわけないじゃないですか!」と言われ、結局裁判を断念。

患者さんには肉体的にも精神的にも費用的にも時間も負担がかかります。
それに、セカンドオピニオンは相談先も考えて足を運ばなければいけません。

同じ地域で相談に行くのが良いのか?
離れた違う場所に行くのが良いのか?
大きい病院に行くのが良いのか?


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皆さんすぐ大きな病院に行った方が良いのでは?と思うかもしれませんが、筆者の私はそうは思いません。
確かに大きな病院であれば、科もいろいろあるので1箇所で済むのは良いのですが、紹介状が無ければ待つのも長いし教授クラス?の経験豊富な先生に出会うのも難しいかもしれません。
セカンドオピニオンは、治療を行なった先生よりも技量がある先生かそれより上の先生を探すのが一番良いかもしれない?と思っているからです。
行った先の歯科医院が学校の先輩後輩の関係だったら?歯科医師会の先輩後輩だったら?
意外と歯科業界の繋がりは狭いのです。
セカンドオピニオンも歯科医院選びと一緒で、複数の意見を聞き、即時判断しないという事が大事と言えるのではないでしょうか?


セカンドオピニオンは間違い探しや答え合わせでは無い!

セカンドオピニオンで注意しておきたいのが「間違い探し」や「答え合わせ」では無いということです。
良くあるのが「私はこう思っているんですけど」と、自分の思っている事が間違いでは無いと言ってくれる先生を探すという行為を行う方がいらっしゃいます。
「ですよねー!絶対におかしいですよね!」という具合に。
そこで同調しなかったらまた次の先生を探しに行くみたいな患者さんが最近増えています。
もちろん「セカンドオピニオン」という言葉は「他の医師の意見」という意味ですが、治すことを前提として他の先生の見解を聞くという事がルールとしてあるということです。
それでいて結果は前に治療を行なった先生のやり方など全く問題がなかったというケースも多く見かけます。
おそらく不信感を持ってから、いろいろネットで調べているうちにそのようなスパイラルに入ってしまうのでしょうね。
全く問題ない治療箇所もダメと言ってもらいたいみたいな行動は完治から遠くなってしまいますのでそうならないようにしなければいけません。


物事に「とらわれたまま」のセカンドオピニオン

ある患者さんの話。
この類は最近結構多いかもしれません。
これはセカンドオピニオンという言葉だけを正面から解釈しただけのお話です。
ある患者さんはインプラント治療を行なった後、些細なことから施してもらった治療に対し不信感が生まれ、毎日インターネットで検索する日々。
メール相談を行なっている歯科医院を探しては、直接そこに足を運ぶわけでも無いのに長文で質問を書きます。
当然、相談を受けた歯科医院もメールだけでは判断できないので、一度来て下さいとしか言えません。
「ねえ先生!私間違ってませんよね!」
「それって先生おかしく無いですか?」
まるでその場で「ダメですね」と言ってもらいたいかのような質問をセカンドオピニオンの先生に投げかける。
セカンドオピニオンに行って一番患者さんがやってはいけないのは上記のような
「前の先生が行なった治療がおかしいかどうかの確認だけ」を行うことです。
このサイクルを繰り返し、一向に治療に取り掛からない患者さんが多いことです。
確認病は口腔内が良くなるどころか精神衛生上良くありません。
患者さん自身が現状を受け入れ、治療再開してもらえる歯科医院を探すことが本来の目的です。
目的を見失わないことが大事です。
本来の目的は「口腔内の治療」ですよね。

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