「赤ずきんちゃん お医者さんは気をつけて」
が出版されました。
出版社 ルネッサンス・アイ
発売 白順社
定価 本体 ¥1,300+税
【著者】
医療法人社団高村歯科医院
理事長 歯学博士 高村剛
【協力者】
一社)日本インプラント推進協会
代表理事 小澤誠之
インプラント名医検索システムDr.インタビューにも出ていただいている医療法人社団 高村歯科医院理事長 高村 剛先生の著書に当編集長も協力させていただきました。
今日の多様化する患者さんの要望は何が原因なのか?
今までの「処置」を「治療」として行なって来た負の遺産は、現在の歯科医院が負うことになっているといっても過言ではありません。
それに加えてインターネットの普及によりどんな情報でも探せてしまう現代社会。
自軸がしっかりしていない方に限って医者の言う事を鵜呑みにし、又、ある時はインターネットや口コミの情報をそのまま「ネットにはこう書いてあった」と間違った情報を歯科医師にぶつけ、ある時は他人に流され、治るための行動を患者さんは取る事をしません。
まるで他人の口コミに治してもらうかのように、「ネットにはこう書いてあった!」と患者さんに言われた歯科医の方もいらっしゃるはず。
そのような患者さんを「面倒な患者」と一括りにし、「ウチでは診れません。他行ってください」とリリースしますか?
その症状の根本を見つけないと歯は治らないです。
そのキーワードは「囚われ」と「中毒」です。
歯科医師が説明しても、
「でも」、「だって」の繰り返し。
このような方は自我が強く、話も理解できないので治るわけがありません。
医師、歯科医師、先生の言うことが聞けない患者は一番最悪で、いずれ診てもらう所が無くなります。
もう1つの問題として、先生が説明を端折る問題があります。
説明を端折るのは医療人として確かに良くない事です。
歯科医師はただでさえ医科と比較されるのに。
今は医科もコンプライアンスを重視し、患者さんへの治療説明にはかなりの力を入れているにも関わらず、歯科医の一部では患者さんへの治療説明に重きを置かず、「良いからお前は黙って俺の言う事を聞いておけば良いんだよ!」というような気持ちが表情として顔に出ている先生もいらっしゃいます。
これでは治療側と患者側のパワーバランスが悪くなってしまいます。
診療説明には「なぜならば」という内容が盛り込まれていないといけないのです。
この本は、この先の日本の未来予想図が盛り込まれた内容です。
薬の話
食品の話
治る人と治らない人の違い
なぜそのような患者さんが増えるのか?
というのも分かる本です。