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【2023年8月最新版】インプラント治療と矯正治療の費用について

インプラントトラブル相談室

インプラント治療と矯正治療の費用について

はじめに、

皆様がインプラント治療や矯正治療を行う歯科医院を探す(選ぶ)場合に一番最初に目がいくのは治療費ではないでしょうか?

今まで定期的に歯科医院でスケーリング(歯石取りなど)メンテナンスを受けてきた方や、治療の多くが歯が痛くなった時にしか歯医者さんに行かなかった方など、今までその患者さん自身が受けてきた治療によってインプラント治療や矯正治療を行う歯科医院を探す基準が大きく異なっていると思います。

患者さんが一般的にホームページなどで見る順番は

①治療費、治療期間、②歯科医院の経験本数などのキャリア、③設備、④アクセス

このように見ていることがおおいです。

ほとんどの方が治療費が先に気になることでしょう。

例えば・・・今まで痛くなった時にしか歯科医院に通わなかった方であれば、おそらく受けてきた治療のほとんどが保険診療中心の治療だと思います。なので「痛い箇所がもう既に手遅れで抜歯しかない」と自費治療を勧められると、「この歯医者さんは儲けたいから自費を勧めてくる」と思ってしまったり、「何とか抜かないで残したい」と、たとえ治療したとしてもすぐダメになってしまうにもかかわらず抜きたくない!とか無茶を言う方がいます。

このような方は「安くて良い治療」を探す傾向にありますが、そんな都合のいい事は世の中には転がっていません。

今回はこのインプラントと矯正の費用について詳しく解説していきたいと思います。

実績のあるインプラント製品を選ぶこと

インプラントに使われている金属は主に「純チタン」です。

インプラント体(フィクスチャー)は骨に埋まる金属の部分で、世界規格のインプラント製品とは、「採用している歯科医院が多い」という事なので、万が一インプラント治療で通っている歯科医院が閉院してしまったり、海外でインプラント治療を行った方が帰国後に診てもらえる歯科医院を探す場合にも同じ製品に対応できる歯科医院を安易に探す事ができます。

2023年では多いのは

ストローマン 表面構造SLA

オステム 表面構造はSLAと同じような構造

京セラ ファインシアインプラント 1ピースは新設計のHAコーティング

SLAもHAコーティングも埋入後に骨と結合するスピードを早める特徴があり、従来製品よりも短期間で結合する=被せ物が入る期間までが短縮されるので、歯科医師の先生と患者さんの両方にメリットがあります。

この世界的に有名なインプラントメーカー製品もほとんどが金属価格の高騰や輸送費などの高騰により値上がりしていってます。

その先生が年間100本以上、累計2000本以上のインプラント埋入実績、オペ環境の設備はCTやシミュレーションシステム診断など高度な機械が整っているところ。

要はきちんとしたインプラント手術に最適な環境が整っている歯科医院であればインプラント治療1本あたりの費用相場は被せ物(セラミックやジルコニアなど)も込みでだいたい42万〜といったところでしょうか?

皆様に一番お伝えしたいのは、「ホームページなどに表示された「金額」がただ単純に「高い」「安い」だけで判断するのは安易です」とお伝えしたいのです。

東京都内で治療費基準でインプラント治療を考えるならば最低限でも「CTやシミュレーションシステム診断などきちんとした設備」、「実績のあるインプラント製品を採用している」といった歯科医院を実際に足を運んで選ばなくてはいけません。

簡単に出来るマウスピース矯正治療に飛びつくな

皆さんも「インビザライン」というマウスピース矯正治療を聞いたことがあると思います。

でも銀座の矯正歯科のニュースは歯科業界を大きく震撼させただけでなく、安さや甘い話には必ず裏があるという事を決定付けた事と思います。

患者さんの症状を軽度・中度、重度と3段階に分けたとして、重度の方には安さで飛びつくと、ぐ〜んと後悔する確率が高くなります。

そんなモニターで宣伝すると治療費は安い上にお金がもらえるなんて話・・・

そうそう転がっていませんから。

患者さんによって治療費が異なります

一般的なインプラント治療費については上記に書いた通りになりますが、インプラント術は患者さんの口腔内の状況によって異なる事をご存知でしょうか?

インプラントが1本だけ必要な方であったり、しっかりと骨がある方は骨造成などの術式が必要ないので表示されている費用ぐらいで治療を行う事ができるでしょう。

法律上、広告などの価格表記には「コミ価格」を表記しなければならないので矛盾が生じる事が多いです。歯科医院的には◯◯円〜◯◯円位(症状や被せ物の種類によって異なります)と表記したいところではあるが、ダメと言われたらダメ、何も言われなければOKという感じです。保健所などにチクリやクレームが入らなければといった感じなので正解がないのです。

インプラント術をするにあたり、複数本歯が無い状態で放置していた方など骨量が足りない方は骨造成術などが必要になるので表示された費用に加え、骨造成の術式代、上顎の場合にはサイナスリフトやソケットリフトなどの術式代などが加算されます。

一概に費用といっても患者さんの口腔内の状況によって治療費が異なりますので患者さんご自身の口腔内の状況を当てはめて考えなくてはいけません。

治療費以外にも見なければならない重要な事

①静脈内鎮静法

きちんとした条件下でインプラント治療を行っている歯科医院ではCTやシミュレーションシステム診断などの設備が整っているのはもちろんの事ですが、『静脈内鎮静法』を採用しているところが多いでしょう。

安心安全にインプラント治療を行うにあたって患者さんへの配慮を行っているかどうか?という重要な部分です。

静脈内鎮静法は麻酔専門医の下で血圧などをモニターで管理し、静脈内鎮静麻酔をしています。

寝ている状態と同じくぐっすりお休みになっている間に手術が終わるので患者さんの恐怖心や精神的不安を解消する事ができるのです。
「手術中は痛いですか?」「手術後はどうですか?」「 とても怖いのですが、大丈夫ですか?」
という質問をいただくことが多いですが
手術中の痛みは麻酔も聞いているので痛くありません。

また、ぐっすり眠っている状態なので、術中の記憶も残りません。
術後にお目覚めになると、「これから手術ですか?」「もう、終わったのですか?」とおっしゃいます。

②被せ物(補綴物)

インプラント治療の費用の中で最も重要と言っても過言では無い「被せ物」についてです。

被せ物と一言で言っても様々な材質があります。

一般的に歯の型取り(印象=いんしょう)は主にアルジネートと呼ばれるピンク色の印象材で型取りしたものを歯科技工所に提出し歯科技工士さんに技工物(歯の形をしたもの=被せ物)を作ってもらうのですが、この歯科技工所もピンからキリまであります。

インプラント治療をきちんと高いレベルで行う歯科医院では、この被せ物を作る歯科技工所も高いレベルで精巧に作れる上手な所とお付き合いしています。

保険診療の技工物は一般的な歯科技工所にお願いしますが、自費治療の技工物はこちら側の細かな要望を具現化してくれる思った通りの仕上がりになるような関係性を歯科技工所と築いでいかなければいけません。

被せ物の材質(素材)は主に、

・メタルボンド:内側が金属で外側がセラミック「陶材焼付鋳造冠」

メタルボンド

・ジルコニアボンド

上記のメタルボンドの内面の金属の代わりに、白色のジルコニアを使用したものです。

・オールセラミック

オールセラミック

・ジルコニア

ジルコニア

硬い、自然な白の発色が良い、割れやすい、欠けやすい、着色しやすいなどそれぞれの特徴がありますが、インプラントを行った患者さんにとっては毎日噛むところでもあり、材質はケチらず自分に適した良いものを選択してもらいたいものです。

「インプラントの費用はいくらですか?」金額だけを見る方は「被せ物の材質」のことはあまり気にされ無い方が多いかもしれません。

単にインプラントの土台に型を採って被せるというだけというイメージを持たれている方が多いと思いますが、実は非常に複雑な工程なのです。

前歯などは特にそうですが、仕上がりなどの見た目のほとんどは「被せ物」が占めているからです。

このような患者さんから見え無い重要な部分も「費用」に含まれているということを知っていただきたいですね。

「やっぱりジルコニアにしておけばよかった」と後から言っても装着してからは変えられませんからね〜

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